徳島までの山越えの道、国道195号線
昔の国道195号線は酷道でした。
通った時は途中までは整備されていましたが、それ以前はもっともっと全線酷道だったのでしょう。
「行ったことがないけれど行ってみよう」と誘われ出かけました。
行ったことがなければ行くなよ、と思う。
知らない道なんて行くなよと。
行ってみたら、やっぱり行かなきゃよかったという酷道でした。
でも引き返す場所もない。
この先の道が今の幅のままあるのかも分からない。
いっそのこと降りて步こうか。
助手席から降りて歩いてみる姿を想像した。
いや、それだと幕末の脱藩浪士の山越えみたいになってしまう。
体力がないから超えられない。
車で通り抜けるしか方法がない。
徳島側の海岸へ無事に抜けた時はため息。
その後札所にお参りに行ったけれど、あまり記憶に残っていない・・・。