マンガを描くときは、コマを切る。そして絵を書かなければなりません。
それだけではなくセリフも入れます。
今回と次回はこのセリフの文字について解説します。
マンガを描く時にまずネームを描きます。
ネームとはコマ割のことで、構図やセリフを作ります。
ネームを描く時に、絵から描くかセリフから描くか、人によるでしょう。
セリフが多いときは、セリフの配置をしてから描いたほうがうまく吹き出しの配置ができる気がします。
ということでまず今回はセリフの文字から、解説します。
ペイントソフトを使って、いきなりマンガを描いても構いませんが、後からセリフの文字に気づくと修正をしたくなります。
自分がそうでした。幾つか描いてから気が付きました。掲載したものがそのままになっています・・・。
なので、今回は先にセリフの文字の世界を書いていきます。
マンガの文字のフォントを見てみよう
いくつかコマ漫画を描いていると、使っているソフトでセリフのフォントが変更できることに気が付きました。(遅いっ!)
Word文書を書くときにはフォントを考えているのに、マンガソフトの使い方は奥が深い・・・。
まてよ?今まで大きさしか変更していなかったけれど、マンガのフォントって決まっているのか?
・・・と思い、市販マンガを開いてみました。
セリフ部分は漢字がゴシック体!
全然気が付かないまま、今まで読んでいた。
調べてみると、会話部分は、かながアンチック体、漢字がゴシック体というアンチゴチ。
ナレーションや心の声などはゴシック体で、フォントの大きさや太さはその時々。
マンガの文字はいくつものフォントで作られていました。
マンガで使うフォントが決定
漢字とひらがなでそれぞれフォント変更をするのは大変です。
できれば、文字を打っていてそのままフォントが変わってほしい。
アンチゴチを使いたい。
ペイントソフトの特典でダウンロードしていたアンチゴチの文字を使ってみると、おお!かながアンチック体、漢字がゴシック体になる!
ということで、
会話文はイワタアンチック体B、
心の声は源柔(げんじゅう)ゴシック、
ナレーションは源真(げんしん)ゴシック、
でコマ漫画を描くことに変更しました。
今のところ、タイトルはフォントの大きさが15pt.、セリフが11pt.で書いています。
イワタアンチック体Bが手に入らない場合は、F910新コミック体がおすすめです。