マンガの会話文(ふきだし)は、前回(番外2.マンガの文字)でアンチゴチになるイワタアンチック体Bを使うことにしました。
アンチゴチとは、かな文字をアンチック体、漢字をゴシック体にすることをいいます。
そして、心の声の源柔(げんじゅう)ゴシック、ナレーションの源真(げんしん)ゴシックをダウンロードしました。
今回は、源柔(げんじゅう)ゴシックと源真(げんしん)ゴシックを説明しましょう。
源真ゴシックと源柔ゴシックって何?
説明文と心の声を書くフォントとして、源真ゴシックと源柔ゴシックをダウンロートしてみました。
解凍されたファイルを開くと、それぞれフォントの種類がいっぱいある!
どれを入れたらいいんだろう?・・ちょっと焦る。
とりあえず標準を使ってみるか?と思ったが、NomalとRegularがある?
どっちがデフォルトなのだろう?
そもそも源真ゴシックと源柔ゴシックは源ノ角(げんのかく)ゴシックを元にして作られました。
源真ゴシックと源柔ゴシックは源ノ角ゴシックの派生語
源ノ角ゴシックと呼ばれているフォントは、Source Han Sansの日本名です。
Source Han Sansは、あのAdobeがGoogleと共同開発したオープンソースのフォント。
また、源ノ角ゴシックはGoogleのNotoフォントファミリーの中でNoto Sans CJKというフォント名でも公開されています。
つまり源真ゴシックと源柔ゴシックは、Source Han Sans / Noto Sans CJK の派生フォントなのです。
少しややこしいですが、
源真ゴシックは源ノ角ゴシックをTrueType 形式(Windowsの一般的なフォント)に変換したもの。
源柔ゴシックは源真ゴシックの字形が丸くなったもの。
どれくらいの太さを使えばよいだろう。
ダウンロードするフォントのタイプに悩む。
調べてみると、フォントのデフォルトが、Noto SansがRegular、源ノ角ゴシックがNormal。
源ノ角ゴシックではNormalのほうがRegularよりも少し細くなる。
ということで、とりあえずNormalの源柔ゴシックと源真ゴシックをインストールすることにしました。
後は使いながらインストールするか考えよう。
しかし、調べていたらフォントの形式もいろいろあるし、
気が遠くなるようなフォントの種類がある。
フォントの世界に踏み入れるとそこだけで迷子になりそうだ。
追記
Nomalのフォントを使ってみたが少し細すぎたかもしれない。
BoldとMediumも追加してみた。次回に使ってみよう。
マンガのコマを試行錯誤して書いている最中である。
どうやらMediumが良さそうです。