正月の残りで「だぶ」を作る

 

だぶ 郷土料理 正月食材 マンガ とさくら 高知

Tosakura
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「だぶ」は美味しい

 

根菜類が残っている時、「だぶ」を作ります。

「だぶ」は九州の郷土料理と聞きますが、水分も栄養もたっぷり摂れて、優しくて体が温まる料理です。

おまけに、余り物の根菜類を使えるので無駄がありません。

 

細かく切った根菜類と鶏肉をたっぷりの出汁でコトコト煮ます。

醤油、みりん、酒で味付けしましょう。

仕上げには水溶き片栗粉を入れて、少しとろみを付けます。

簡単にできる料理です。

 

根菜類は、人参、里芋、たけのこ、れんこん、大根、ごぼうなど何を入れても構いません。

鶏肉は入れましょう。

それからコクを出したいときは干し椎茸を入れます。

こんにゃくもあれば入れましょう。糸こんにゃくでも大丈夫です。

蒲鉾か、もしくはちくわを入れましょう。

 

いろんなパターンで作ってきましたが、どうしても入れたいものとしては、

里芋、鶏肉、蒲鉾かちくわ。これは味のためには必須な気がします。

 

れんこんもあれば入れたいですね。

干し椎茸も入れたほうがずっと美味しくなります。

こんにゃくは増量にもなるので、買ってでも入れています。

人参はいつでも冷蔵庫にあるので、これも入れています。

 

あとは残っている根菜類があれば入れます。

でも我が家では、ごぼうは入れません。

豚汁や粕汁にはごぼうを入れるのですが、だぶにはごぼうを入れないほうがスッキリとした味になる気がします。

 

「だぶ」の由来

 

「だぶ」という料理名の由来は、ざぶざぶと水をたっぷり入れて作るから。

ざぶざぶ、が「だぶ」になったようです。

 

「ざ(ぶ)」が「だ(ぶ)」になった。

和歌山県のようにザ行がダ行になる現象ですね。

 

ザ行は上の前歯の歯茎の裏に付けて、息を摩擦させると発音できます。

ダ行は舌が少し後ろで、息を破裂させて発音します。

 

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