コレステロールの摂取を控えるとコレステロール値は下がるのか?
血液検査の結果で高脂血症と言われて、糖質制限をやってみて痩せました。
中性脂肪は下がってけれど、コレステロール値は全く下がりません。
食生活が高脂血症の原因の場合は一度脂質を減らしてみると良い、と医師が勧めていた記事をネットで読み、脂質制限を始めてみました。
食事からのコレステロール量が血中コレステロール値に反応する場合が半分くらいある、と読んだからです。
脂質制限を始める前に一つ疑問に思っていたことがありました。
「健康な場合は、食事からコレステロールを多く摂ったとき体内で合成されるコレステロール量は減り、食事から摂取するコレステロール量が少ないときは体内でたくさん合成される。食事から摂る体内の血中コレステロール値は調整される。食事からのコレステロール量をあまり気にしなくても良い。」
これを読んだとき、体内でコレステロールが調整されるのであれば食事療法って効果があるのか?と考えてしまいました。
いや、待て。これは「健康な場合」と書いている。
自分は今健康ではない。
ということは、体内のコレステロール合成の調整機能が崩れているのか?
それとも、調整できないほどコレステロールを摂っているのか?
「コレステロールは肝臓でおおよそ80%合成され、20%が食事由来である」
コレステロールはほとんどが体内合成されるだろうか?
頑張って食事療法をしても、この20%の部分しか影響しないのだろうか?
食事由来の20%部分をどう捉えるのか?
20%でも食事療法を頑張れば、コレステロール値の数値は変わるかもしれない。
食事からのコレステロールの摂取を減らしてみたら、少しでも数値は下がるのではないか?
コレステロールの摂取量を減らす。
試さないより試してみる。
試して数値が下がればラッキーではないか。
ビール酵母に出会う
コレステロールの摂取量を減らすことを試し始めた頃、もう一つのことを考えていました。
それはコレステロールを下げる、つまりコレステロールの体外への排出を促す方法はないか?ということでした。
摂取量を減らすだけでなく、体外に出せればもっと血中コレステロールが減るのではないか?
そんなに大幅に排出できるものって無いのでは。
いや、少しでも排出できれば少しでも数値は改善されるのでは・・・。
サプリのほとんどは効果がないと聞いたことがあるし、意味ないかもしれない。
とりあえず「コレステロールの排出を促進する」ものを検索してみました。
最初に出てきたのは、ビール酵母でした。
そういえば、動脈硬化を治す本にビール酵母を摂ることが勧められていました。
ビール酵母?!
ビール酵母の栄養素を調べると、ビタミンB1、タミンB2、ビタミンB6、ナイアシン、 葉酸、カルシウム、 鉄、 カリウム、マグネシウム、 亜鉛、食物繊維・・・。
これってかなり栄養バランスが良いのでは?
今までの乱れた食生活の反省をしていた時期で、ビール酵母の栄養素を調べるうちに、コレステロールに関係なくてもビール酵母を使ってみようと思い始めました。
錠剤のビール酵母は硬化油が入っています。
そのため本では粉末のビール酵母を勧めていました。
よし、ネットで料理用の粉末ビール酵母を買ってみよう。