間違ったダイエット
ストレスから甘いものや脂っこいものを食べすぎた。
そこでダイエットと食事療法をした。
本やネットで調べて、指導通りの食事をしたつもりだった。
確かに痩せた。
痩せたらコレステロール値も下がった。
以前の服も着られるようになった。
完璧だ~!と思っていた。
食事療法によるダイエットはしんどい部分もあるが、うまく行けば痩せやすい。
やはり痩せると嬉しい。
頑張った甲斐があった、と喜んでいた。
無理に痩せることは、実は栄養不足なのだ。
エネルギーを消費しないで、食べ物だけでかなり体重を落とす、ということは足りないものが出てくる。
骨密度が低下・・・もしかしたら鉄分も不足しているかもしれない。
食べないダイエットは実は間違ったダイエットだったのだ。
牛乳を飲むとお腹を壊す人
カルシウム接種には乳製品を取りましょう、と言われても、牛乳をごくごく飲めない人もいる。
乳糖不耐症という。
コーヒーなどに少し牛乳をいれるくらいなら大丈夫だが、
クリームシチューなどのように温めた料理も食べられるのだが、
牛乳をまとまって飲むと、お腹を壊してしまう。
牛乳を温めて飲めばいいじゃないか、と言われても、
そもそも牛乳がそんなに好きじゃないのに、温めると余計に飲みにくい。
日本人には乳糖不耐症の人が多いと言われる。
乳糖不耐症の人が乳製品を摂る場合、チーズやヨーグルトが良いと言われている。
カルシウムは一日どれくらい必要か?
成人1日当たりのカルシウム摂取推奨量は、男性で700mgから800mg、女性で650mgである。
牛乳100mlにはカルシウム約100mgが含まれている。
つまり牛乳コップ1杯(200ml)を飲めば、約200mgのカルシウムが摂れる。
ということは、牛乳コップ4杯のめば、一日に必要なカルシウムが取れる計算になる。
納豆1パック50gにはカルシウムが約45㎎含まれているので、
納豆だけで必須カルシウム量を摂ろうとすると、15パック以上食べなければいけない。
木綿豆腐約100g1/3丁には、カルシウムが86mg含まれているので、
もめん豆腐だけで必須カルシウム量を摂ろうとすると、2~3丁ほど食べなければいけない。
乳糖不耐症の人にとっては、1日当たり700mgほどのカルシウム摂取はなかなかハードルが高いです。
一方で、カルシウムの摂り過ぎについては、通常の日本人の食生活では心配ないと言われています。
厚生省によると、カルシウム摂取量の上限値は2500mgで、牛乳2,5Lリットル分になります。
カルシウム製剤を大量に飲まない限り、カルシウムの摂り過ぎはない気がします。