
Tosakura
©2017 shiori natsuno
ゴキブリはなぜ嫌われるのか
ゴキブリを好きな人がいるのだろうか。
見た目はテカテカとしたグロ。
隙間からいきなり出てきて、俊足で逃げる。
繁殖力も凄くて、放置すればゴキブリだらけに。
生息するゴキブリの数は、約1兆5千億匹。
ゴキブリは、塩以外何でもでも食べるらしく、細菌の塊で感染症やアレルギーの原因にもなる。
不衛生な害虫なのだ。
駆除したほうが良いに決まっている。
が、ゴキブリは人間には攻撃してこない。
せいぜい向かって飛んでくるくらいだ。
噛まないし、刺さないし、直接攻撃はしてこない。
それでも、蚊よりハエより、ゴキブリは絶対的嫌悪感を抱く生き物である。
造形が嫌いというけれど、よく見れば、ゴキブリの足もカブトムシの足に似ている。
しかし、圧倒的にゴキブリに対しては嫌悪家しか持てない。
ゴキブリへの嫌悪感は人間のDNAレベルで刷り込まれている、という人がいるが、否定はしない。