EPA・DHAは何に効くのか
薬局で説明を聞いたところでは、中性脂肪値にはEPA・DHAは効果があると言われています。
では、コレステロールにはEPA・DHAは効かないのでしょうか。
腸内フローラの研究が近年進んでおり、腸内細菌が脂質代謝に影響があると言われているのです。
また腸の炎症を抑え、腸内細菌を増やすのに、EPA・DHAが効果あるという研究成果が発表されたりしています。
つまり、摂取する油の種類が腸の状態に影響を与えるということ。
腸内フローラを改善するためには、脂質の質が重要になります。
そのためオメガ6系の脂肪酸よりもオメガ3系の脂肪酸を摂りましょう、とよく広告されています。
オメガ3系の脂肪酸は腸内の善玉菌を増やして悪玉菌を減らします、とよく言われているやつです。
オメガ3系の脂肪酸とは、亜麻仁油・エゴマ油・青魚、魚油などに含まれています。
ちなみにオメガ6系の脂肪酸は、コーン油・ベニバナ油・大豆油などよく使われている油です。
オメガ3系の脂肪酸を1日1000mg摂取したほうがいいとか、オメガ3系と6系の比率を1:1にしたほうがいいとか、いろいろ言われています。
しかしですね、オメガ3系の脂肪酸を1日1000mg以上摂ることはなかなか大変です。
朝は時間がないし、昼は外に出たり、夜は遅くなったり。
食生活をそこまで管理はできません。
普通に生活していたら、オメガ3系の脂肪酸を多く摂取してしまう。
だから、オメガ6系の脂肪酸を確実に摂るためにEPA・DHAを摂りましょう、ということなのですね。
EPAを飲んだら
実際に病院で処方されたEPA製剤を飲んだらどうなったかと言うと、体が軽くなりました。
というより、飲む前は体がだるくてしんどかったということが分かりました。
だるいな、体が重いな、気合で動いていた感じでしたが、単に疲れているだろうと思っていたわけです。
EPA製剤を飲み始めたらしんどさや疲労感が激減したので、単なる疲労感じゃなかったのねと気付いたわけです。
EPA・DHAを飲んだら痩せると聞いたことがあったので、EPA製剤が処方された時これで痩せるかも~と内心思って持って帰ったのですが、疲労感にはものすごく効きました。
ちなみにEPA製剤は中性脂肪の低下・中性脂肪を蓄積させないという作用がありますが、EPA製剤を飲んだら痩せるという説明は聞いていません。
実際には、EPA製剤を飲んで疲労感・倦怠感がなくなってよく動けるようになった、という感じです。
血がサラサラになると、疲労感・倦怠感が減る効果がありました。
脳梗塞などの予防効果があると聞きますが、まさか疲労感にこんなに効くなんて予想外でした。
多めのEPA量を飲んでいるからかもしれません。
ダイエットよりもこっちのほうが嬉しい効果でした。
体が軽くなれば運動も億劫でなくなるし、何かしようという気になります。
直接的なダイエットには他の方法でしたほうが効果的ですが、ダイエット生活には気力や工夫が要りますから、EPA・DHAの疲労感軽減効果は大事です。
(今後描いていく予定です)
忙しくて疲れていたので、体がすごく楽になりました。
中性脂肪やコレステロールを薬で無理やり下げるよりも、EPA・DHAを摂取するほうが全身の状態が良くなりました。
治療が終わってもEPAは飲み続けたいと思っています。
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EPA・DHAと腸内の関係
EPA・DHA、腸内細菌、腸内フローラで研究を検索したらいっぱい出てくるのですが、
書籍で読みたい人には「やせる! 若返る! 病気を防ぐ! 腸内フローラ10の真実」が一番有名かもしれません。
NHKスペシャルを書籍化した本です。腸ってもしかしたら、もしかしなくてもすごい臓器なのだと理解できます。
他には「二週間で体がわかるグルテンフリー健康法」という本もわかりやすく解説しています。
一見グルテンの本かなというタイトルですが、実際は腸の炎症を説明している本です。
医学的な説明もわかりやすく書いています。
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ついつい気になるその場所だけに意識が行ってしまいますが、腸内環境って全身に影響し、そしてEPA・DHAはその腸内フローラを整えます。
EPA・DHAの効能は多岐に渡るのだなと思いました。
なんとか菌を飲みましょうという製品をステマ(隠された広告)なのかと気にしていませんでしたが、実は腸内フローラは大事なのだと。
脂質代謝にも大事なのです。
腸は第二の脳である。
この意味がよく理解できます。