
Tosakura
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納豆を洗って食べてはいけない
納豆のネバネバは、ポリグルタミン酸とフラクタンという成分です。
臭いが苦手で、納豆を洗ってしまうとこのネバネバまで洗い落としてしまいます。
ネバネバが苦手という人にとっては、洗って臭いも粘りもなくなってしまったほうが良いのでしょうが、ネバネバがなくなると大事な栄養価も落ちてしまいます。
納豆を好きな人はそのまま食べるので、そのまま栄養価も摂ることができます。
しかしネバネバが苦手な人にとって、納豆を洗ってまで食べる必要があるのでしょうか。
昔、納豆を洗って見て食べた感想は、小さな煮豆でした。
それを食べるくらいならば、煮豆やゆでた大豆を買ったほうがいいのでは?と思いました。
大豆製品は良質な植物性たんぱくが摂れますし、イソフラボンも含まれています。
しかし洗い倒した納豆ではなくて、普通に豆腐や豆を食べたほうがいいのではと正直思い、納豆を洗うことはやめました。
納豆のネバネバのナットウキナーゼ
納豆のネバネバを洗ってはいけない一番の理由は、ネバネバの中にナットウキナーゼが含まれることです。
ナットウキナーゼは、血栓を溶かす作用があります。
血栓ができると、脳梗塞や心筋梗塞を起こす恐れが出てきます。
その血栓を溶かす作用を強く持っている食品は、納豆なのです。
納豆を洗ってしまうと、血をサラサラにする成分を洗い流しているのと同じことになってしまいます。
ナットウキナーゼを摂るためにも、納豆は洗わずのそのまま食べましょう。