不要不急の外出で運動していたことがわかる
スーパーと仕事と病院以外の外出を控える生活・・・体重がいつの間にかリバウンドしました。
食事療法だけでやせた気になっていましたが、実は生活の何気ない外出で「歩く」ことがかなりの運動であることに気が付きました。
家の中で体操や運動を慌ててしてみましたが、長続きしません。
ぶらぶら歩くことが、ダイエットにこんなに大事だったなんて。
かといって、マスクをして買い物バックをわざわざ持って、おまけに消毒しながら、目的なく遠くに出かける気にもなりません。
食事療法すると買い物エリアが狭まる
糖質制限や脂質制限などの食事療法は、別に特定のものを絶対食べないというわけでありません。
糖質や脂質の摂取量を「減らす」方法です。
そのため糖質制限では、糖質量の多すぎるものをたくさん食べることを避けます。
脂質制限では、脂質量の多いものをたくさん食べることを避けます。
糖質や脂質の多い食品は、たまには食べても大丈夫だと栄養指導で言われました。
摂取総量の問題なのです。
しかし、たくさんは食べないので、日常の買い物で糖質や脂質の多いものをあまり買わなくなります。(買えない?)
そうすると、世の中で売っている食品がいかに糖質や脂質がたっぷりなのかが見えてきます。
飽食の時代の売り場の半分が縁遠くなっていく
食事制限は最初辛いですが、慣れてくると甘すぎる物や脂っこい物がしつこく感じてくるようになります。
控えめな味がおいしくなってくる。
味覚がそうなってくると、糖質や脂質を控えることがあまり辛くなくなっていきます。
最初は無理ゲームだと思っていた食生活の改善が、だんだん上手になっていきます。
そうすると、スーパーの風景が違って見えてきました。
お菓子コーナーや菓子パンたっぷりの売り場は、山盛りの糖質量と脂質量です。
総菜売り場も、揚げ物がどさどさ並んでいます。
世の中の多くのものは、糖質+脂質がたっぷり入ったものでできている・・・。
その手のコーナーで買い物をしなくなると、スーパーの1/3から1/2くらいのエリアが歩かなくなります。
つまりスーパーの半分くらいのエリアしか、行かなくなります。
食事療法がうまくいけば味覚が変わってくるので(甘さ中毒などが減る)、買わないことはあまり苦痛ではなくなります。
おまけに余分な出費が減ります。
包装ばっかりで「中身が減った」お菓子を買わなくなります。
(以前は満足するまで食べようとするといくつも買わなければなりませんでした。)
ついつい便利な総菜を「買い過ぎていた」のが、吟味して買うようになります。
ただ、スーパーで新商品を見つけて「うきうき気分」という気持ちをあまり持てなくなりました。
意味なくふらりと出かける先はスーパーくらいしかお出かけしないのに・・・半分のエリアしか歩いていない。
ますます運動不足。