「マンガTosakura61. 正月の残りでだぶを作る」のコマの一部です。

©2017 shiori natsuno
レイヤーの合成モード
レイヤーにはさまざまな合成モード機能があります。
合成モードの「通常」では、上の色で下の色が隠れます。
それ以外にも多くの合成モードがあります。
セロファン紙のように下の色と上の色が透過して合成するモードがあります。
重ねると色が濃くなる「乗算」。
重ねると明るくなる「スクリーン」。
それ以外のモードがありますが、まずは通常と乗算とスクリーンを基本に覚えていきます。
しかし、実際に色を重ねていくとどんな色具合になるのか、やってみないと分かりません。
アナログとは違う発色になるので難しい。
「だぶ」の絵
まず線画をして、別レイヤーの通常モードで色付します。
具材が細かいので線画だけで時間がかかりました。
最初の頃は線画を黒のままで描いていましたが、色を変えられる機能を覚えたので、それぞれのパーツごとのレイヤーで色を変えていきます。
ダブの汁を描いていきます。
乗算モードを使うと、透けた影ができました。
そのままではおすまし汁になるので、水溶き片栗粉の濁りやアクの部分を通常モードで部分的に描き加えました。
そして光沢や湯気を別に描き加えました。
独学のため、デジタル絵の練習のために描き込んでいますが、はまるけれど時間がかかりすぎて、水彩画タッチの画風に変えたくなります。
水墨画や水彩や油絵タッチもあるので、いつか試してみたいです。