
Tosakura
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ダイエット方法で大事なことは効果と持続性
ダイエット方法で考えられるものは、まず糖質制限です。
主に炭水化物の摂取量を減らします。
その他には、脂質制限といったカロリー制限があります。
流行りなのは地中海式ダイエットです。
これは地中海地域の食生活がモデルで、オリーブオイルを積極的に摂り、魚介類や豆類、乳製品、全粒穀物などがメインの食事です。
オリーブオイルは一価不飽和脂肪酸が多く含まれており、食事指導を受けたときに管理栄養士さんからオリーブオイルを勧められました。
しかし、地中海式ダイエットを実践しようとすると食費がかかります。毎日継続することはとても無理でした。
自分が食事を作ってみて費用がかかる順番としては、地中海式ダイエット>糖質制限食>脂質制限食、でした。
糖質制限食を毎日作るだけでもエンゲル係数(家計の消費支出に占める飲食費の割合)が上がっていました。
自分にとって辛く感じた順番は、糖質制限食>脂質制限食>地中海式ダイエットで、糖質制限食が一番辛かったです。
食べられない物が少ない方が、我慢する度合いが小さくなります。
健康に良いからと言われても続けられなければ意味がありません。
ダイエット方法はまず効果があること、そして続けられることは大事です。
地中海式ダイエット、糖質制限食、脂質制限食のうち、自分が続けられる方法を選ぶべきです。
辛すぎて続けられない。
費用がかかりすぎて続けられない。
3日続けるより1ヶ月続けられる方を選びましょう。
短期間に痩せるのは糖質制限食だけれど
では、ダイエット効果はどうでしょうか?
糖質制限食と脂質制限食の両方を実践してみて、ダイエット効果は脂質制限よりも糖質制限が高い気がします。
脂質制限食ではゆっくり痩せていきますが、糖質制限食ではその倍の速度で痩せていきました。
期限を区切って短期間に痩せるときは、糖質制限食が痩せやすいと感じました。
ただ糖質制限は便秘になりやすいので気をつけなければなりません。
また炭水化物を減らすと空腹感が早く襲ってきます。これが辛い。
糖質制限は効果が高いけれど、自分にとっては心身に負担が大きい気がしました。
短期決戦の方法だと感じたので、長期間続けることは避けました。
地中海式ダイエットはGI値の低い炭水化物を食べられるので満腹感に対する満足度は高いのですが、基本的に魚介類を食べるので食費が高くなりがちです。
糖質制限でも低糖質ものの食品を選ぶと割高なのですが、地中海式ダイエットは材料を揃えるだけでもっと食費がかかりました。
そして肉類が食べたくて、地中海式ダイエットを一週間も続けることはできませんでした。
脂質制限食は他のダイエット方法より、食費がかかりません。
安い低脂質の食材はたくさんあります。
お菓子だってゼリーも和菓子も低脂質です。
脂質を制限するとカロリーが下がります。ゆっくりと痩せていく方法になります。
脂質制限は、普通の食材から皮や脂身を除くだけで調理ができます。
炭水化物を摂れるので空腹感を感じないため、脂質制限は続けやすい方法でした。
しかし脂っこい味になれている場合、低脂質の料理はあっさり気味なので最初は物足りなく感じることがあります。
脂質制限を始めた頃は、しつこいものが食べたくなることが問題でした。
低脂質食に慣れると、反対に脂っこいものが胸焼けを感じるようになるのですが、最初は少し不満が出るかもしれません。
そのため脂質制限食を始める場合、自分の好みの味付けにすることをお勧めします。
自分にとっては、空腹感と食べられない食品の少なさが、続けられるかのポイントでした。
糖質制限は一番ダイエット効果が高いと感じましたが、一番つらい方法でした。
量が食べられないものが多いと、あれもこれも料理に使えない、買い食いや外食がしにくい、という状態でした。