
ミニトマト栽培はコスパ最高だった
ミニトマトは栽培すると、実が沢山付く植物だ。
一本の苗からでも、脇芽を伸ばして数本立てにすれば鈴なりに実ができた。
また脇芽から新しい苗を作って、苗の無限増殖もできる。
プランターでも地面でも植える場所さえあれば、苗の無限増殖化ができる。
そうすると苗が増えた分だけ、収穫量が爆増する。
最盛期には、毎日食べきれないほどのミニトマトが収穫できた。
食べきれず、量が多すぎて保存した冷蔵庫からも溢れたミニトマトは、フリーザーバックで冷凍した。
この夏は、収穫したミニトマトを食べるのに必死で、ミニトマトを買うということはしなかった。
一つの苗からこんなに増殖できるミニトマトは、家庭菜園の中ではコスパ最高である。
完熟トマトは美味い
トマトは赤くなっていないときに収穫しても、常温で追熟させれば赤くなります。
こうすることで実割れもなく収穫することができます。
採算的には廃棄が出ないのでベストかも知れません。
しかし、せっかくの家庭菜園。
樹上で赤く熟すまで待って収穫すれば、甘くて味も濃い美味しいトマトが出来上がります。
これを「木成り(きなり)完熟」といいます。
木成り完熟のミニトマトは、甘さも旨味も抜群です。
スーパーでの市販品にはない美味しさ。
夏の暑い日にせっせと苗の世話をした労力のおかげです。
木成り完熟のデメリットもあります。
裂果しやすくなります。
ミニトマトはたくさんできるので少しくらい裂果しても、実が沢山付くのでぜひ木成り完熟にチャレンジしてみましょう。
大玉トマトは裂果しやすいので、木成り完熟はおすすめしません。
実の数が少ないので、割れたときにショックが大きい。
しかし大玉トマトで木成り完熟が成功した実の味は、最高でした。
めちゃくちゃジューシーで甘い。美味い。
ただ大玉トマトでは木成り完熟させると、素人の腕では歩留まりが悪いのです。
少し色が付いたくらいで収穫して常温で追熟させたほうが確実でした。
はたして家庭菜園はお得なのか?
家庭菜園で自給自足すれば元が取れるのか?という議論がよくあります。
はたしてそうでしょうか?
まず、家庭菜園で育てれば、買わなくて済むようになるのか?
栽培に成功すれば、買わなくて済むようになります。
この夏は、トマトもオクラも枝豆も買いませんでした。
市販品より甘くて美味しい野菜でした。
野菜も生鮮食料品なので、鮮度が良くて甘い野菜は本当に美味しい。
では、材料費も含めて、家庭菜園は元が取れるのか?
答えは元が取れる場合もあるけれど、取れない場合もある、というところです。
元が取れるかという議論には、市販品の値段との比較も問題になるからです。
つまり、お得かどうか、の話には、
(1)市販品を買うより得になるのか?
(2)かかった費用(初期投資)を回収できるのか?
の2つの面があります。
(1)市販品を買うより得になるのか?
市販品が豊作で値段が安い場合は、家庭菜園はお得にはなりません。
どういうことかを詳しく書いてみます。
まず家庭菜園で植え付けを始める頃は、その野菜の旬ではありません。
そのため市販品の野菜の値段は高いです。
苗や種を買って植え付ける時期は、市販品の野菜の値段が高いので、苗や種のほうがお得に見えます。
ところが、家庭菜園で収穫時期のピークになる頃には、市販品の収穫や販売も普通はピークになります。
家庭菜園の野菜が取れる頃には、市販品の野菜もザクザク売られ始め値段も下がります。
肥料や道具を揃え(初期投資)、自分の労力を注ぎ込み、暑い(もしくは寒い)中の作業を我慢してようやく収穫します。
一方で、買い物に行けば、安い値段でその野菜がたくさん売られている、という状況です。
買い物に行けば安くてたくさん入っている野菜を買えるのに、家庭菜園のどこがお得なんだ?という感じに陥ります。
ところが、市販野菜が不作のとき、自分の家庭菜園では無事に収穫できると一転お得になります。
買いに行くと高い値段で売られている野菜が、自宅では収穫できるのです。
市販野菜が不作なのに、自分の家庭菜園では収穫できるのか?と思う人もいるでしょうが、けっこうできます。
家庭菜園は、プランターでも畑も規模が小さいです。
高温渇水していたとしても、こまめな水やりや日陰を作ってやればいいのです。
また、市販野菜の価格は全国の天候の影響を受けますが、
自分の住んでいる地域では無事に育ったという場合もあります。
(2)かかった費用(初期投資)を回収できるのか?
家庭菜園でよく言われるのが、最初に揃えるお金がいくらか要るという話です。
百均とホームセンターを使えば、安く道具や肥料を揃えることができますが、
最低限のいくらかは出費が必要です。
ただ家庭菜園では小規模なので、道具や農薬類は次の年に使い回せます。
なので1年目に買っても次の年以降には買わなくて済むものが多いです。
肥料や苗・種は買うことになりますが。
つまり初期投資は必要だけれど、毎年家庭菜園をやっていれば初期投資の元は取れます。
ただ家庭菜園を続けていくと、知恵と経験がついてきて手を広げたくなります。
新しい道具を買いたくなる。
植えるところを広げたくなる。
高めの種や苗を使いたくなる。
新しい栽培方法を試したい。
そうするとまた費用はかかります。
ただ自分のための家庭菜園なので、どこまでお金をかけるのかは自分の裁量で選ぶことができます。
つまり、追加投資をしなければ、最初にかかった費用は家庭菜園を何年か続ければ回収できます。
家庭菜園って何のためにするの?
そもそも家庭菜園を始める動機は何でしょうか?
自分で野菜を作ってみたかった。
面白そうだと思った。
庭造りをしたかった。
野菜を作って節約したかった。
畑があった、畑を見つけた。
種や苗を売っていたのを見た。
運動になると思った。
色んな理由があるでしょう。
家庭菜園では基本的に、そんなにお金をかけずに楽しみがてら新鮮な野菜を食べられるかも、の程度の人が多いのではないでしょうか。
家庭菜園でがっつり野菜を作って販売して利益を出す目的であれば、それはもはや農家かもしれません。
自分の場合は「運動になるかも?」でした。
実際に家庭菜園をやってみたら、かなり運動になりました。
目的だった運動になる上に、収穫物まで食べられるというおまけが付きました。
(失敗して食べられないものもあります。)
運動したらおまけ(収穫物の野菜)が付いてくる上に、その年は市販のトマトの値段が高かったのでなんとなくお得かも?という気分になりました。


