トマト栽培(2)脇芽取り

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Tosakura @2017 shiori natsuno

脇芽って何

トマトの苗を植えて育てていると、茎と葉の付け根の間の部分から芽が出てきます。

これを脇芽(わきめ)といいます。

トマトが成長してくると、この脇芽が出てきます。

この脇芽を取り除くことを「脇芽取り」「脇芽かき」や「脇芽摘み」といいます。

脇芽を放って置くと、目の成長に栄養が使われてしまうので、苗を大きくするために脇芽取りをします。

脇芽取りは、

清潔なハサミで切り取るか(切り口に細菌を残さないため)、

指で挟んだり、押したりして、折ってしまいます。

小さいうちであれば、指で簡単にポキっと折れますから、見つけたら脇芽取りをしましょう。

では、どれくらいの大きさで脇芽を取るか?

脇芽で苗を無限増殖?

脇芽は小さいうちに摘むと、指でも簡単に取れます。

そのため、見つけたらその時に取り除くことになります。

ただ、わざと5センチほどになるまで脇芽を残してから、摘み取るというやり方があります。

少し成長した脇芽から新しい苗を作れるからです。

脇芽から新しい苗を作る方法は、脇芽を少し水につけてから土に植えます。

脇芽が根付くまで、土は常に湿らせておきましょう。

空のペットボトルに水を入れて給水キャップを付けて、土に刺しておくと水やりの手間が省けます。

土に植え替えた脇芽は、最初はクタッとしていますが、しばらく経つと立ち上がって来て成長し始めます。

ある程度脇芽が大きくなっていたら新しい苗の完成です。

脇芽を取り除いて脇芽からどんどん苗を作り始めると、最初にいくつも苗を買ったのが無駄に思えてきました。一つの苗があれば、苗を無限増殖できてしまう。

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