
脇芽って何
トマトの苗を植えて育てていると、茎と葉の付け根の間の部分から芽が出てきます。
これを脇芽(わきめ)といいます。
トマトが成長してくると、この脇芽が出てきます。
この脇芽を取り除くことを「脇芽取り」「脇芽かき」や「脇芽摘み」といいます。
脇芽を放って置くと、目の成長に栄養が使われてしまうので、苗を大きくするために脇芽取りをします。
脇芽取りは、
清潔なハサミで切り取るか(切り口に細菌を残さないため)、
指で挟んだり、押したりして、折ってしまいます。
小さいうちであれば、指で簡単にポキっと折れますから、見つけたら脇芽取りをしましょう。
では、どれくらいの大きさで脇芽を取るか?
脇芽で苗を無限増殖?
脇芽は小さいうちに摘むと、指でも簡単に取れます。
そのため、見つけたらその時に取り除くことになります。
ただ、わざと5センチほどになるまで脇芽を残してから、摘み取るというやり方があります。
少し成長した脇芽から新しい苗を作れるからです。
脇芽から新しい苗を作る方法は、脇芽を少し水につけてから土に植えます。
脇芽が根付くまで、土は常に湿らせておきましょう。
空のペットボトルに水を入れて給水キャップを付けて、土に刺しておくと水やりの手間が省けます。
土に植え替えた脇芽は、最初はクタッとしていますが、しばらく経つと立ち上がって来て成長し始めます。
ある程度脇芽が大きくなっていたら新しい苗の完成です。
脇芽を取り除いて脇芽からどんどん苗を作り始めると、最初にいくつも苗を買ったのが無駄に思えてきました。一つの苗があれば、苗を無限増殖できてしまう。