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Tosakura
©2017 shiori natsuno
大豆粉はパン作りに使えるか?
大豆粉とは、生大豆をまるごと粉砕したものです。
失活大豆粉は若干加熱処理をして、エグみや青臭さを抑えた大豆粉になります。
(もっと焙煎すると、きな粉になりますね。)
パン作りには、この失活大豆粉が使われることが多いです。
パンは本来小麦粉で作ります。
この小麦粉は糖質量が多いので、糖質制限食では糖質の少ない粉を使ってみようと試みるのです。
が・・・はっきり書きます。不味いです。
大豆粉パンは、めちゃくちゃ不味いです。
小麦粉みたいにグルテンがないので膨らまなくても構いません。味さえ良ければ。
しかし、不味い!
大豆粉ってこんなに不味いのか、と思う味でした。
大豆粉パンの改良
大豆粉だけではなく、他の材料を入れてパンらしくはできます。
グルテンを添加すれば膨らみます。
ふすま(ブラン)という小麦の表皮を入れたり、卵やヨーグルトを混ぜてみたり、大豆粉パンを改良してみようとしました。
一般のパンのように多少膨らませることもできました。
しかし、元の大豆粉自体が不味い。
不味すぎて、何を添加しても大豆粉が主張してきて、不味い。
改良すれば、多少は違う味がついて喉は通ります。
が、根底にある大豆粉が不味いです。
パン好きにとっては、パンが食べられなくなるのは辛いことです。
なんとか食べたいと思うでしょう。
しかし、こんな不味いものを食べるくらいなら、他のものを食べたほうがマシではないか?と思うくらい不味いです。
市販の低糖質パンはメーカーがかなり工夫して、材料を配合して、食べられる味にしてあります。
企業努力は凄い。
個人は純粋に大豆粉で(失活大豆粉を使っても)美味しい低糖質パンを作ろうというのは難しいです。