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マンガTosakura254. コレステロール対策にナイアシン?②

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Tosakura
©2017 shiori natsuno

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血中コレステロール値に異常が見つかって

血液検査で引っかかり、LH比に関する説明を医師から受けている時、検査結果の数値を見ながら最初に思ったことは、どうやったらLDLが「下がるのか?」、HDLが「上がるのか?」ということでした。
LH比というのはLDLコレステロールをHDLコレステロールで割った数値のことです。
LDLの数値を下げてHDLの数値を上げれば、LH比の数値は下がります。

自分の場合はHDLの数値は運動(意識的に動くこと)をすると上がり、PC作業などで引きこもると少し下がります。
では自分の場合はどうやったらLDLの数値が下がるのか?
まず下がる方法を探さなきゃ、と検査結果を見ながら考えていました。

同時にもう一つ思っていたことは、食事療法で数値が下がらなかった場合、どうするのかということでした。
とりあえず様子見?それとも投薬治療に進むのか?

病院の帰り書店によって、薬関係のコーナーに真っ先に行きました。
世界で一番売れていると言われる薬。

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病気になって自分の生活を振り返る

検査結果が出てからコレステロールについて調べていくと、
脂質異常症は、食生活や運動不足など生活習慣の乱れが原因の場合と家族性(体質)が原因の場合がある。
「体内(主に肝臓)で合成される」のコレステロールが約80%で、「食事由来」のコレステロールが約20%。

自分の場合を振り返ると、まず運動していませんでした。
田舎で車ばっかり運転しているし。
できるだけ歩こう。

次に食生活を振り返る。
甘い洋菓子が好き、パンが大好物。
クリーム系も好き。
揚げ物も食べる。ラーメンも食べる。
最近ちょっと太った。

ああ、これはダメだ、と自分でも思いました。
もう少し歩く機会を作ろう。これはできる。
しかし、食生活を変えるのか?

クリーム系も洋菓子もふわふわパンもチョコレートもやめる人生?できるのか?
ストレス溜めて、今の生活で食べることしか楽しみがないのに、それを捨てるのか?

食べないようにと説明されている食品のリストを医師から聞いている最中、「さよなら?私の楽しみ?」と心のなかで考えていました。
クリーム系も洋菓子もふわふわパンもチョコレートももう食べられないの?

医師から食事指導の話をされて、「はい」と答えている一方で、
嘘だろー、人生終わったかもー、と心のどこかが叫んでいる。

これはただやめるという作業だけではできない。
自分を自分で教育するところから始めないといけない。

食事療法へのモチベーションは「できれば薬を飲みたくない」

食事療法を成功させるには「自分を自分で教育するところから始めないといけない」と書きましたが、書くだけなら誰でもできます。

最初にしたことは、まず動脈硬化が進んだ血管を検索してひたすら見るというショック療法。
好きなことをして太く短く生きるという生き方もあるけれど、辛い思いをして長く生きてしまうことだってある。
やっぱり血管はサラサラが良いよね・・・。

次に思ったことは、自分の意志の中核を作ること。
つまり、食事療法を絶対やりたいと思う理由を自分の中に作ること。
わかりやすく言えば、「これ(一番嫌なこと)をするくらいならこっち(マシな方)を選択する」ということです。

自分にとっては、「脂質異常症の薬を飲む」(一番嫌なこと)をするくらいなら「食事療法」(マシな方)を選択する、でした。
それくらい「脂質異常症の薬の薬を飲まなくて済むなら、食べるものを制限したほうがまし」と自分が思ったからです。

脂質異常症の薬は冠動脈疾患への二次予防として有効で、患者の命や健康を守ってくれる薬でもあります。
投薬治療しか選択肢がない人だって多くいるはず。

しかし食生活が問題と感じた自分の場合、脂質たっぷりの食生活を変えずに薬を飲むって順番が違う。
自然とそう思いました。

自分の中には、気軽に使う薬と気軽には使えない薬という線引きがありました。
飲む必要があるならば飲むけれどできるならば飲みたくない薬、というものが自分の中にあって、その一つが脂質異常症の薬でした。

「脂質異常症の薬の薬を飲まなくて済むなら、食べるものを制限したほうがまし」という意志があったから、自分で自分を教育して食事療法ができたと思っています。

クリーム系も洋菓子もふわふわパンもチョコレートも食べられない、人生終わった、と思っていたけれど、よく考えると他のものが食べられるのです。
甘いものも脂質さえ少なければ食べられる。
パンもふわふわのものがダメだけれど、ショートニングもマーガリンも入っていないパン(フランスパン)だってある。
糖質制限に比べて脂質制限食は食べられる種類が多くて、買い食いだって外食だってできる。

食べられないと思ったけれど、今まで食べようとしてこなかったもので食べられるものがあることに気づくのです。

ナイアシンという選択

自分の場合は今のところ食事療法が有効でしたが、食事療法の最中にもし数値が下がらなかった場合どうしようかと考えていました。
その場合、次の選択肢はナイアシンの服用を試す、と考えていました。
ナイアシンは水溶性ビタミンBです。

「肝臓でコレステロールが合成される時に必要な酵素を抑制する薬」を飲むより、まずナイアシンを飲んで効果があるかどうか試してみたいと考えていました。
ナイアシンは時にナイアシンフラッシュ(発赤、掻痒感、ほてり)を起こす場合があると読んだので、使う場合は医師と相談しようと思っていました。
しかし食事療法で数値が下がってしまったので、自分の主治医にナイアシン服用の話をすることはありませんでした。

食事療法が自分にとって有効かどうかを試すには、一ヶ月くらい徹底して脂質を落として検査してみる、ということも読んでいました。
そこで徹底して脂質制限をしてみたら、あっという間に数値が正常値域に入りました。

しかし徹底した脂質制限を続けているわけにもいきません。
自分にとってどれくらいなら食べてもよいのか。
今はどれくらいなら脂質をとっても数値が正常域の中でいるか(つまり脂質をどれくらいとっても大丈夫か)、を医師と相談しながら様子見をしている最中です。

「一番嫌なこと」と「マシな方」は人によって違う

治療をしていく上で、HMG-CoA還元酵素阻害薬をできれば飲みたくない、という気持ちが自分の意志の中核にありました。
脂質過多だった食事を制限したおかげで、HMG-CoA還元酵素阻害薬もナイアシンも使わないで済んでいます。
「これ(一番嫌なこと)をするくらいならこっち(マシな方)を選択する」療法は自分にとっては有効でした。
単に脂質過多だった食事を改めろというだけなら、食事療法はできなかった気がします。

しかし、自分にとっては薬を飲むくらいなら食事療法をする、ということが選択でしたけれど、人によっては食事療法をするくらいなら薬を飲むという選択する人もいるでしょう。
「これ(一番嫌なこと)をするくらいならこっち(マシな方)を選択する」という内容は、人によって異なるのです。
診察で食事療法や運動を指示されましたが、自分にとっては薬が一番すごく嫌なことで食事療法が比較してマシだったから実践できただけだと思っています。
一番嫌なことが食事療法で薬のほうがマシと思う人にとっては、食事療法の継続が難しいかもしれません。
人によって、嫌なことは違うだろうと思います。