有名な四万十川。その川の名前が付いている四万十市。
四万十市は土佐の小京都と言われています。
しかし、実は四万十とつく地名はいくつかあるのです。
四万十という地域はいくつもある
四万十市は、中村市・幡多郡西土佐村が合併して発足した市です。
旧中村市は土佐の小京都と言われています。
ちなみに、高岡郡四万十町という場所もあって、ここは高岡郡窪川町・幡多郡大正町・十和村が合併してできました。
この同じ四万十町という名前で、四万十市中村四万十町という場所も四万十市内にあります。
一見ややこしいですが、平成の市町村合併のときにこのような四万十川由来の地名が付きました。
高知の人は旧来の名前で呼ぶので混同しません。旧中村市は中村、旧窪川町は窪川、旧十和村は十和村で呼んでいます。
現在の地名で書くと地域が広すぎるので、このブログでは旧来の名称を使いながら書いていきます。
今回は中村周辺(現在の四万十市)への移住について話をしていきます。
中村(現:四万十市)は高知西部(幡多郡と言います)の中心都市になっています。
中村周辺(四万十市)の賃貸物件
高知市とその周辺(高知市に隣接している地域含む)以外の地域に住む場合は、まず住むところが問題になります。
もし県外から移り住んだ場合は、まず賃貸住宅でその地域を知ることから始めると良いでしょう。
しかし四国の場合、どこの地域でも賃貸の集合住宅が見つかるというわけでありません。
ある程度中心となる市町村でなければ、賃貸住宅があまりありません。
企業城下町として発展している街や学生がいる街、その地域の中核となる街などでは物件がある程度見つかります。
高知でも同じように、賃貸の集合住宅がある地域とあまりない地域があります。
中村(四万十市)は賃貸の集合住宅がある地域になります。
しかし旧中村市の市街に住む場合は、不動産屋によると、希望者に対して物件数が足りないためなかなか空きがありません。
幡多地域(高知県西部)に赴任してくる人は中村に住むことが多いらしく、転勤シーズンになると住宅の空きが埋まっていきます。
そのためか、中村市街は思ったほど家賃が安くありませんでした。
需要と供給の関係、つまり中村市街に賃貸住宅を探す人が多くて、その割には物件が少ない。
条件の良さそうな賃貸住宅を探す場合は、空きが出ていないかを頻繁に調べ、また、空きが多く出る時期に早い目に抑える必要があります。
市街から少し外れると家賃は下がります。しかし、JRの中村駅から遠くなります。
ただ、市街から外れた物件は築年数が浅いものがあるので結構きれいな物件があります。
最近は中村市街よりも四万十市具同のほうが発展してきて、土佐くろしお鉄道宿毛線の具同駅周辺には支店や量販店が多くできています。
土佐くろしお鉄道宿毛線は、高知駅から来て中村駅で乗り換えになります。
中村街道(国道56号)がかなり整備されており、車があれば中村周辺(四万十市)での生活はかなり便利なものになります。
四万十市には美味しい食べ物屋があるので、ぜひ調べて回ってみてください。