食品の糖質量を知ろう

Tosakura
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糖質は炭水化物の一部

糖質制限ダイエットの糖質ってなにでしょうか。

米、パン、うどん、パスタ、イモなどに炭水化物は多く含まれています。
俗に主食になる食べ物に含まれています。
糖質はその炭水化物の一部なのです。

炭水化物は、糖質と食物繊維からできています。
糖質制限ダイエットでは、炭水化物のうち食物繊維の量は関係ありません。
むしろ、食物繊維は意識してたくさん摂りましょう。

炭水化物のうち、糖質量を減らすことを糖質制限といいます。
では、この糖質量はどうやってわかるのでしょうか。
それは食品の栄養成分表を見ればわかります。

食品を買いに行ったとき、普通は商品名や値段を見ますよね。
食品を手に取ったとき、その食品の裏側を見ることがありますか。

食品の栄養成分表は、記載されている場合、普通は食品の裏側に載っています。
この栄養成分表を見ると、糖質量を知ることができます。

しかし、栄養成分表を記載していない商品も時々あります。
糖質制限ダイエットを行う場合は、栄養成分表が書かれている商品を買うことをおすすめします。

よく見る栄養成分表は

食品100g中
エネルギー　〇〇kcal
たんぱく質　〇〇g
脂質　〇〇g
炭水化物　〇〇g（糖質○g　食物繊維○g）
ナトリウム（食塩相当量）　〇.〇g

などが記載されています。
それ以外には
鉄分　〇〇g
カルシウム　〇〇g
ビタミンC　〇〇g
などが載っている場合もあります。

糖質制限ダイエットでは、特に注目する部分は
「炭水化物　〇〇g（糖質○g　食物繊維○g）」
の部分です。

食品の裏に書かれている、この糖質〇〇gの部分をチェックしましょう

糖質制限ダイエットなどのダイエット法を実践する場合、この栄養成分表を見ることがとても大事です。

カロリー制限ダイエットをしたい場合は、このエネルギー〇〇gを見る。
脂質制限ダイエットをする場合は、この脂質〇〇gを見る。
糖質制限ダイエットをする場合は、この糖質〇〇gの量を見る。

自分が買う食品、自分が食べる食品に何がどれだけ含まれているか。これをチェックする。
このチェックすることが、ダイエット成功のために必要なことなのです。

どのダイエットをする場合でも、今までの食生活を続けていては、ダイエットは成功しません。
ダイエットを成功させるためには、今までの食生活を変える必要あります。

食生活を変えるためには、実はこの栄養成分表チェックは必要不可欠です。

しかし、その食生活を変えることは簡単ではありません。
いままで自分にとって心地よいから、今までの食生活を続けてきたのです。
食生活を変えると、不満が出てきたり、強い欲求が出てきたりします。
もとの食生活に戻りたい欲望が現れてくるのです。

ご飯を大盛りで食べていた人は、ご飯を控えるとご飯を大盛りで食べたくなる。
お菓子をたくさん食べていた人は、お菓子を控えるとお菓子をやたら食べたくなる。
ラーメンをよく食べていた人は、ラーメンを止めるとラーメンが食べたくて仕方なくなる。
もとの食生活が自分に染み付いているのです。

もとの食生活に戻りたい欲望に負けそうになるとき、この栄養成分表を見ましょう。
食品の糖質量はいくらでしょうか。

糖質制限ダイエットでは、一食あたりの糖質量は20g～40gに抑えます。

もし今買おうとしている食品Aに、100gあたり糖質量80gが含まれているとしましょう。
その場合、その食品Aを100g食べてしまうと、糖質80gを摂ってしまうことになります。
つまり、糖質制限ダイエットにおける最大量で二食分相当の糖質量になってしまいます。

もう一つの食品Bは、100gあたり糖質量10gでした。
この食品Bを100g食べても、摂取する糖質量は10gにしかなりません。
糖質制限ダイエットでは一食あたりの糖質量は20g～40gが勧められていますから、10gであればその範囲内に収まります。

食品Aを買うか、食品Bを買うか。
糖質制限ダイエットを気にしている人は、食品Bを買うでしょう。

この含まれる糖質量で買うか買わないかを決める方法は、実はお菓子類を買うときの抑止力になるのです。
食べたいという欲望が出てきたときに、栄養成分表を見ます。

お菓子によっては、ものすごく多い糖質量が載っています。
糖質制限ダイエットでは一日の糖質量を130gに抑えることが目標になります。

もしそのお菓子の栄養成分表に、糖質87gと載っていた場合、ものすごい量だと感じるでしょう。
その87gの糖質量を摂るかどうか・・・。
そっと棚に返しました。