成功するダイエット法
ダイエットを成功させたいと思っても、食べる量を減らせない、運動が続かない。
無理せず痩せたい。
ダイエットに一番効果的な方法は、主食の糖質量を減らすことです。
白ごはんをそのまま食べていてはだめ
日本人の主食はごはんですが、そのごはんが実は痩せられない原因のひとつなのです。
というのも、白ごはんお茶碗一杯分の糖質量は約55gもあります。
よく言われる糖質量の単純計算では、角砂糖18個分に匹敵します。
食品に含まれる糖質を過剰に摂取すると、血糖値が急激に上昇し、それを抑えるためにインスリンが過剰に分泌されます。
インスリンには余った糖を脂肪に変える働きがあるため、過剰な糖質を脂肪細胞に蓄えてしまうのです。
つまり一度に摂取する糖質量を適度に減らす、つまり血糖値コントロールをすることが脂肪細胞を増やさないことにつながります。
白ごはんをパクパク三食食べて、おかずも食べて、それに加えて食後にお菓子などを食べると、とんでもないくらいの糖質量を摂ることになってしまいます。
過剰な糖質の摂取は、ダイエットには大敵です。
しかし、主食のごはんは食べたい。
おかずだけでは物足りない。
お腹いっぱいになりたい。
しかし、痩せたい。ダイエットしたい。
そう思う人はごはんを加工しましょう。
味も変わらず、糖質量を下げてみましょう。
ごはんの糖質量を下げるだけで、ダイエットすることができます。
主食のご飯の糖質を減らそう
ごはんの糖質量を下げる方法は、糖質量が少なくて混ぜても違和感のないものを混ぜる。これだけです。
一番楽な方法は、こんにゃく米を混ぜることです。
これは米粒の形をしたこんにゃくです。
色も形もそっくりで、なおかつ糖質量が少ないので、こんにゃく米を普段の精白米にまぜるだけでダイエットになります。
もう一つの方法はしらたきを混ぜる方法です。
しらたきを精白米に混ぜる場合は、少し下ごしらえが必要になります。
失敗しないしらたき入りごはんの方法を紹介します。
しらたき入りもち麦ごはんの作り方
準備する材料は
・精白米 2合 (+2合分の水)
・もち麦 100g (+水200cc(ml))
・しらたき 160g~400g(お好みの量で)
これだけです。
入れるしらたきの量を増やすほど、ダイエット効果があります。
しらたきだけではなく、もち麦を加える理由は
・もち麦を加えることでGI値を下げる(消化をゆっくりにして血糖値の上昇を抑える)
・しらたきを入れたことがわかりにくくなる
ということです。
もし、もち麦を入れたくない、つまり白米だけで食べたい場合は、こんにゃく米を入れることをお勧めします。
少量のしらたきを混ぜるならば、白米だけでも違和感がありませんが、それでは糖質量はあまり下がりません。
一定量以上のしらたきを混ぜる場合は、もち麦を入れたほうが違和感なく食べることができます。
しらたきの下ごしらえ
しらたきもいろいろ種類がありますが、お勧めするしらたきはコリコリした水分量が少ないしらたきです。
おでん用などに結びしらたきが売っています。
細めのしらたきです。
このコリコリしらたきは、低糖質焼きそばにも使えます。
炒めてもあとから水分が出てきません。
もし、こりこりしらたきが手に入らない場合は、普通のしらたき(ぶよぶよしている)を一度熱湯で茹でてアクと水分を抜いてください。
自分が買っているコリコリしらたきはアク抜き不要のしらたきですが、結び目を解いて一度ザルに取って洗います。
洗うことで、こんにゃく臭さが抜けます。
それをフードプロセッサーで粉々にします。
もしフードプロセッサーがない場合は、包丁で刻みましょう。
米粒大になりました。
この粉砕したしらたきを、一度プライパンで炒めます。
使っているしらたきはアク抜き不要なのでいる必要がないのですが、水分を飛ばすために軽く炒めましょう。
強火で短時間炒めても、しらたきは焦げません。
おおよその水分が飛べば、そのまま冷ましておきましょう。
もち麦を混ぜる
次にもち麦を用意します。
精白米は通常の水分加減で用意して、釜にセットします。
それにもち麦を加えて、もち麦分の水分を加えます。
もち麦の水分量はもち麦の2倍です。
つまり、もち麦100gならば200ml(cc)の水分を足します。
この精白米ともち麦を入れた釜に、さきほど炒めて冷ましておいた粉砕しらたきを入れます。
あとは、炊飯器のボタンを押すだけです。
炊きあがり
炊飯器で炊き上げて、蒸らし時間が終われば蓋を開けて混ぜます。
こんな感じで、上部にしらたきが見えますが、混ぜてしまえば見分けがつきにくくなります。
お皿に小分けにして、アップで見てみましょう。
見た感じでは、分からないです。
触感ももち麦のモチモチ感があり、しらたきが混ざっていることがわかりません。
しらたきの混ぜる量は160g~400gくらいで調節しています。
ゆっくりダイエットの場合は、160g~200g。
ガッツリ糖質を下げて、急ぎのダイエットをしたい場合は、400gのしらたきを混ぜてみましょう。
ダイエットでは、美味しく、量もしっかり摂るほうが、無理なく続けることができます。
白ごはんの量をただ減らすよりも、糖質量を下げて美味しくしっかり食べましょう。