
生育比較!ミニトマトVs.大玉トマト
初めての本格的家庭菜園。
家庭菜園の定番であるトマトを植えた。
ミニトマトのアイコと
大玉トマトの桃太郎、
両方の苗が売っていたので、どちらも買ってみた。
同じトマトでしょ?という感覚で植えてみたが、そうではなかった。
はっきり言って別物の育て方。
結論から先に言えば、素人にはミニトマト一択。
ミニトマトのほうがずっと育てやすかった。
では、ミニトマトと大玉トマト栽培では、どんな違いが実際あったのか?
ミニトマトと大玉トマトの栽培の違い
ミニトマトと大玉トマトを育ててみて、どんな違いがあったのか。
栽培の手間が違う
まずは栽培において手間のかかり方が全く違った。
正直、ミニトマトのほうが簡単。
トマトは脇芽(茎と葉の付け根の間から出てきた新しい芽)が出てくる。
その脇芽を取り除く作業を「芽かき」といいます。
芽かきをしないと、栄養が分散し、葉が茂りすぎると言われています。
大玉トマト栽培ではこの芽かきが必須でした。
大玉トマトでは、とにかく脇芽を取りまくって、主の茎一本(一本仕立て)で育てていきます。
実が出来すぎても栄養が集まらないので、摘果(不必要な実の間引き)もしました。
大玉トマト栽培は、数少ない実を大事に育てていく作業でした。
比較してミニトマト栽培では、芽かきもしますが、数本の茎を育てても大丈夫です。
2本の茎に分けて育てたり(2本仕立て)、3本の茎に分けたり(3本仕立て)できます。
いや、途中で芽かきを諦めて(サボって?)、葉を茂らせても問題なくミニトマトが収穫できました。
あまりにジャングル状態になるときは多少芽欠きしましたが、ミニトマトはどんどん実りました。
ミニトマト栽培では、背丈をこれ以上伸ばせないというときでも、
成長点を切ってしまって、むしろ脇芽を育ててもどんどんミニトマトが実りました。
ミニトマト栽培では、セオリー通りしなくてもなんでもOKでした。
めちゃくちゃ育てやすいのが、ミニトマト栽培でした。
収穫時期が違う
ミニトマトと大玉トマトを同じ時期に植えました。
ところが収穫時期が違います。
ミニトマトは大玉トマトより2週間以上早く最初の収穫ができました。
一番花の実の収穫時期だけではなく、
収穫できる期間も異なりました。
ミニトマトは次々に花が咲いて身が付くので、秋になるまでずっと収穫できます。
収穫量は、圧倒的にミニトマトが多い。
大玉トマトは、少ない身を大きく育てて、赤くなる時期も遅い。
大事に育てながら収穫をひたすら待つ、という栽培でした。
収穫までに時間がかかるというのが、大玉トマトを育てた感想です。
そのかわり、大玉トマトを収穫できて食べたときのジューシーさは美味しい。
ただ、その大事に育てた大玉トマトが失敗したら?
ダメージが大きい・・・。