野菜やスープでダイエットできるか
野菜ダイエット、スープダイエット、よく紹介されたりしています。
やりました。きっぱり言います。痩せませんでした。続きませんでした。
普段から野菜は食べています。採れたて野菜も手に入るので、野菜の甘みを堪能しています。
スープや味噌汁も作ります。
しかし、それはおかずがあってこその献立でした。
今までおかず、副菜、ごはん類などの糖も脂質も摂っている普通の献立を食べていたのに、いきなり野菜中心、スープ中心の食生活を始めるなんて続きません。
もともと野菜中心、スープ中心の食生活をしている人ならダイエットも成功するのでしょうが、そのような食生活の人はダイエットももともと必要ではないでしょう。
一週間だけ、10日間だけ野菜ダイエット・スープダイエットをする。
数日やるだけでも、いや一日やるだけでも辛い。
我慢して1週間したとしましょう。
で?その1週間後、どうするのだ?
何をその後食べていくのでしょう。
そうです。ダイエットは食生活の改善が根本にあるのに、いっときだけ食べるものを変えても、またもとに戻ってしまいます。
自分がずっと続けられるものでなければ、食生活を改善できていないのです。
1週間ダイエットをしても、その後続かなければ意味がありません。
たんぱく質はきちんと摂る
ダイエット中、カロリーも糖質も脂質も少ない野菜を食べようとして、肉類を抜いたりしてはいけません。
たんぱく質不足は体に支障をきたします。
髪も肌もかさかさになるし、筋力も落ちるし、疲労感やだるさ、集中力の低下などを引き起こします。
ダイエットは何かを抜くことではなく、過剰に摂りすぎているものを減らす。
たんぱく質を不足しないようにして、過剰に摂取している炭水化物や脂質を減らしましょう。
美味しいと思わなければ続かない
ダイエット中に偏食は栄養不足を引き起こす恐れがありますから、まんべんなく食べるということは必要です。
間食に関しては、空腹感を満たす必要がありますが、糖質や脂質は抑えたい。
しかし、自分が食べて続けられないものは間食として無理があります。
間食との特徴としては、簡単に食べられなければ食べる気がなくなっていきます。
手の混んだ調理をすることは、もはやもう一食作るのと同じになってしまいます。
間食というのはちょっとつまむ、という位置にありますから、手軽に食べられるものが良いのです。
今日は汗をかいたから、今ちょっと塩気のあるものがつまみたい。
忙しくて疲れたから、今ちょっと甘みのあるものをかじりたい。
ただ食べればいいというよりも、自分がどんな味覚やどんな食感が欲しいのか。
その自分の欲求を満たさないと、間食をしてもずっと食べ続けたい衝動が残ります。
糖質や脂質を抑えても、自分が美味しいなと思う味や食感を探してみましょう。
塩味か、甘みか。
ガリガリかじりたいのか、とろっと飲み込みたいのか。
自分の欲しがる味覚や食感を少し満足させてあげる。それが間食だと思います。