糖質は摂りすぎると体脂肪になる
糖質というのは、炭水化物から食物繊維を除いたものです。
糖質制限についての健康法を知って気がついたことは、現代人は糖質過多であることです。
食料が手に入りにくい時代では、小麦などの穀物栽培によって人は飢餓から救われました。
穀物は貯蔵もでき、そして品種改良をして収穫量を増やしました。
穀物は多くの人の胃袋を満たしました。
しかし、現代の社会は食べ物が溢れています。
空腹を満たすだけでなく、お菓子や飲料品などの嗜好品がたくさん売られています。
生きるために食べているだけでなく、好き勝手に食べすぎている。
飽食の時代に、食べたいものを食べたいだけ食べていたら、肥満や健康を損ねたりするはずです。
糖質制限には賛否もありますが、少なくても現代の人は糖質過多担っている傾向が強いのは確かで、その過多になっている糖質を控えましょうというのは正しいと言えます。
糖質を摂らないと脳が働かない?
脳の働きにはブドウ糖が必要じゃないの?
炭水化物を食べないと脳が働かないのではないの?
そう思ってきました。
炭水化物はまず主食で、おかずを足すという食事が当たり前。
しかし実は、人は糖質以外の物質からブドウ糖(グルコース)を作ることができる。(糖新生と言います)
脳はブドウ糖とケトン体(ケトン体は肝臓で作られる)をエネルギーにできる。
このことを読んで知った時、人間のエネルギー生産システムはすごい、そう思いました。
人類は太古の昔、狩猟や木の実の採集で食料を得ていた。
食べる量や食べる機会は限られていた。
その後小麦栽培が始まり、貯蔵できいつでも食べられるようになり、小麦品種が改良され大量収穫ができるようになった。
そして穀物栽培が始まり、人口は増大する。
穀物栽培は、食料調達の危機や飢餓のリスクを減らしたのである。
しかし人の体は、自らエネルギーを作り出す機能を実はずっと備えていた。
いや~びっくりでした。
人類の消化吸収や生産機能はすごい。
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