カロリー神話が崩れた日

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Tosakura
©2017 shiori natsuno

カロリー神話は昔言われたダイエット方法でした。

しかし、ダイエット方法も大きく変わってきました。

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栄養に関する考え方は変わった

脂質制限やカロリーを気にする・・・これらは肥満対策によく言われていた方法です。
しかし従来の栄養学は、近年大きく変化しました。
肥満が社会問題になっているアメリカでは、ダイエット方法や糖尿病について様々な方法が言われています。

糖質量を減らすローカーボ(低糖質)という方法。炭水化物(正確には炭水化物に含まれる糖質量)を控える方法です。

野菜中心で肉類を減らす地中海食という方法。これはイタリヤやスペイン、ギリシャなどの地中海地域国の伝統食が老化防止やダイエットに良いという考え。
オリーブオイルや赤いワインを摂り、全粒穀物(全粒穀物も炭水化物)も食べます。

GI値(血糖指数)とは

またその他には、低GI食を選んで食べる方法があります。
GI値とは食後の血糖値の上昇度を示す指標で、高GIの食品は食べたあと血糖値が急激に上がり、また低GIの食品ほど血糖値の上昇が緩やかになります。
グリセミック指数と言い、つまり血糖指数(Glycemic index)のことです。

白いパンよりも全粒粉パンやライ麦パン、
白飯よりも玄米や麦飯のほうがGIは低く、血糖値の上昇が緩やかになります。
反対に、白いパンや白飯などの白い精製しているものはGI値が高くなります。

ブドウ糖を摂取した時の血糖値の上昇率を100として、
GIが70以上の食品を高GI食品、
56~69の間の食品を中GI食品、
55以下の食品を低GI食品と分類されます。

GI値の低い食品を選んで食べて、血糖値の急激な上昇を抑え、インシュリンの分泌をコントロールしてダイエットしましょうという考え方です。

果たしてどの健康法がいいの

糖質制限(ローカーボ)、地中海食、低GI食、ベジタリアン、塩分制限・・・いろんな健康法が言われています。
いったいどれがいいのでしょう。
あれをやれ、これをやれ、と言われても、一体どれが本当なのか。

ダイエットの間にいろんな食事を作ってみましたが、絶対「これだけが良い」という食事健康法はない気がします。
それぞれの良い面を少しずつ選んで組み合わせるのが一番続けやすい。
ある健康法だけをきつく実行すると、どこかで負担が出てきます。

厳密な糖質制限をすると、空腹感に悩みます。
地中海食を厳密に実行すると、食費がかかります。
GI値だけを気にしても、ダイエットはあまり成功しません。

しかしこれらの健康法・ダイエット法には、共通している部分がありました。
まず油を選ぶこと。オリーブオイルを摂ること、オメガ3系の油を選んでオメガ6系の油を摂りすぎないこと。
炭水化物を摂りすぎないこと。
GI値をできるだけ下げて、糖質の吸収を緩やかにすること。
肉類ばかり食べないで魚や野菜を食べること。
植物性のタンパク質を摂ること。
これらは、どの健康法でも使えました。

つまり、いくらか糖質制限(炭水化物制限)をして、炭水化物を摂るならGI値の低くして、野菜や植物性タンパク質も摂って、体に良い油(オリーブオイルやオメガ3系)を使いましょう、ということです。
厳密な糖質制限、GI値の高いものを排除、野菜しか食べない、などをすると短期間ならできますが、続けていくことは難しい面が出てきます。
白飯や白いパンばっかり食べる、炭水化物ばかり食べる、糖質の高いものばかり食べる、野菜を食べない、こういった食事は避けましょうということですね。

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