甘み中毒②

 

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甘み中毒(砂糖依存性)を知る

 

病院での検査後生活指導をされて、糖質制限ダイエットを始めようと決心したときは、砂糖に依存性があることを知りませんでした。

砂糖に依存性??甘み中毒?そんなものがあるのか?
だって買い物に行けば、お菓子や菓子パンなど甘いものが溢れるほど売っているではないか?
それも年齢制限なしで買える。
野放しでこんなに売っているのに?
甘み中毒って本当に怖いものなのだろうか?

ふと気が付きます。
多少砂糖依存になっていても、お菓子代はかかるけれど、ほとんどの人は生活が破綻することはありません。
砂糖の過剰摂取で、心臓病・糖尿病・肥満・神経症状のリスクは高くなるかもしれないけれど、それらへのリスクは徐々に高まるだけで、当面では急激な変化が少ないのです。

極度の甘み中毒に陥っている人は、症状が激しく出て生活に支障が出る可能性はあります。
しかし、ほとんどの人は症状がマイルドなため、自分の状態に気付いていません。
そのため、甘み中毒、つまり砂糖依存になっていることに気が付かないのです。

甘み中毒は気づきにくい

 

甘いものはいたるところで売られているため、買うことに疑問を持ちません。
どこにでも売っていて、みんな買っています。

しかし甘いものが好きな人が甘いものを止めてみると、自分がいかに甘み中毒に陥っていることがわかります。
甘いものが食べたくて、食べたくて、我慢できない。

というよりはっきり言って、甘党の人にとって甘いものを止めるという選択肢はもともとありません。
甘党にとって甘いものを食べることは、人生の楽しみなのです。

病院で食生活指導をされて、糖質を減らすように言われたとき、大げさに言えば人生終わったとさえ思えました。
お菓子を食べられない人生なんて、何を楽しみに生きていこう。

頑張ったご褒美にお菓子を食べる。
疲れたときにお菓子を食べる。
ストレスを乗り越えるためにお菓子を食べる。
楽しみたくてお菓子を食べる。

かつて人類は生き延びるために食料を得ていました。
しかし今は、一部地域の人は楽しむために食べるということを覚えました。

この世には美味しいお菓子がいっぱいある。
まだ自分が食べたことのない美味しいお菓子がいっぱいある。
毎年新しい美味しいお菓子が開発される。
美味しいものに出会える楽しみがありました。

しかし、それらを食べることができないの?
自分が感じる楽しみの多くを捨てることになるの?

甘党の者にとって、甘みを止めることは大きなものを失う。そんな感覚に陥りました。
そして、甘み中毒の傾向があることに気付いたのです。

甘味中毒禁断症状はいつピーク?

 

甘いものを止めることはできるのでしょうか。

甘いものを止めてみる。
まず一日目から食べたくなります。
最初の数日、食べたい気持ちが強く出てきますが、やめようという気合が強ければ我慢することは可能です。
しかし、それで乗り越えられたことにはなりません。

禁断症状はこれから強くなっていくのです。
ニ週間位まではどんどん欲求が強くなっていきます。
食べたい、食べたい。甘いものが欲しい。

最初は砂糖断ちを頑張ろうと思っていた気合も、時間が経てば弱まっていきます。
気合とは反比例して、砂糖への欲求は強まっていきます。

空腹感に似たような甘いものへの渇望。
我慢していると、なぜ甘いものを止めなくちゃいけないの?とだんだん腹が立ってきます。

必ず離脱の日がやってくる

 

禁断症状は最初の二週間が、第一段階の勝負です。

最初の数日から、ニ~三週間くらいまでが一番禁断症状が強く出現します。
甘いものへの渇望が酷いときは、ずっとこの状態か続くのか?と思うでしょう。

しかし症状は、やがて弱まっていきます。
甘いものを止めて、三週間から一ヶ月くらい経つと、渇望感が少しずつ落ちていきます。

禁断症状は同じ状態でずっと続きません。
やがて少しずつ収まっていきます。
必ず離脱の日がやってきます。

まず二週間、つまり14日間甘いもの断ちを頑張ってみましょう。
第一関門はまずこの期間になります。
一番つらいと感じる関門です。
これから数話にかけて、この第一関門をどう乗り越えたかを書いていきます。

その後、禁断症状は波があり、渇望感は出たり収まったりしていきます。
この禁断症状の波を乗り越えるのが第二関門になります。

第一関門より第二関門のほうが、現れる症状はましで楽です。
しかし長丁場になるので、また違った乗り越えるための方法が必要になります。
この渇望感の波についてはまた後日書く予定です。

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