糖質制限ダイエットのごく最初の頃は
糖質制限ダイエットを成功させるためには、ぜひ体重計を用意しましょう。
成功率が上がります。
なぜなら糖質制限ダイエットを始めたごく初期は、体型も変化せず体重から減り始めるからです。
自分で糖質制限ダイエットの効果が感じられないと、糖質の誘惑、食べたい衝動に負けてしまいます。
ダイエットの失敗は、効果が見えないことと、誘惑に負けるためです。
ダイエット効果をはっきり感じることが、誘惑に負けない一番の手段です。
糖質制限ダイエットを始めると、プチ糖質制限(一日三食のうち夜一回だけ炭水化物を抜く)では数週間かかりますが、スタンダード糖質制限(朝と夜の炭水化物を抜く)では数日で体重に変化が現れます。
体重計に乗ると体重が少し減っています。
体重が数百グラムでも減ると嬉しい。
よし明日もダイエットを続けるぞ。
次の日、また体重が少しだけ減っています。
やった、減っている。
これを続けると、体重が1~2kgはすぐに減っていきます。
糖質制限ダイエットをして、接収する糖質量を抑えると体の水分量が減るので、体重にはすぐに効果が現れます。
ただし、まだ痩せていません。
体型も変わっていません。
そのため、ダイエットはまだできていないのです。
しかし、すぐ体重だけは減るということは、糖質制限ダイエットを続ける励みになります。
糖質制限ダイエットを始めてから2週間
基本はプチ糖質制限(一日夜だけ炭水化物を抜く)を行い、週末やできるときだけスタンダード糖質制限(朝晩二回炭水化物を抜く)を行います。
それを続けると、まず体重が減り始めます。
体型は変わりません。
体脂肪も変化がありません。
糖質制限ダイエットを始めた最初は、体重が急に減り始めます。
しかし、1週間を過ぎた頃から体重のヘリは鈍くなります。
体重が減らない?
甘い物も炭水化物も我慢しているのに・・・。
停滞期に入り始めます。
このころ、あれが食べたい、これが食べたいという欲求が強くなってきます。
食べたい衝動が強いのに、なんだか体重の減りが止まった?
ここで挫折してはいけません。
もう一週間頑張ってみましょう。
辛くなったときは、1ヶ月だけ糖質制限ダイエットをしてみて、全く変化がなければ糖質制限をやめちゃえばいいやと開き直って続けましょう。
そうやって数週間経つと、すこし体型が変化してきます。
ウエストが少し細くなったかも。
服を着るときに気づき始めます。
再び体重が減り始めます。
食べたい衝動と戦うのは辛いけれど、頑張る気に再びなっていきます。
このころ痩せ始めるのは筋肉のようです。
運動しない場合、筋肉から痩せていきます。
運動は散歩がやっと。
運動がガンガンできるくらいなら、もとから体重は増えていません。
運動しなくても、体型だけは痩せていきます。
しかし、体脂肪はほとんど減りません。
おそるべし、体脂肪。
体脂肪はかなり手強い敵だと、感じ始めます。
しかし、腰回りなどのサイズが減り始めるので、いまのところはよしとしよう。
糖質制限ダイエットを始めてから1ヶ月経つと
基本はプチ糖質制限で、できるときだけスタンダード糖質制限というパターンを続けます。
最低目標期間の1ヶ月を過ぎた頃、糖質制限ダイエットの効果がはっきりと出てきます。
体が痩せ始めたことを自分も実感できます。
早く痩せられた人は、周りからも少しだけ気づいてもらえるようになります。
きつくなっていた服が入るようになったりします。
もっと続ければもっと痩せるという確信が芽生えてくる頃です。
この頃に目標体重を決めましょう。
1ヶ月でこれくらい体重が減ったから、あと何kg体重減を目指すか。
自分があと1ヶ月だけ糖質制限ダイエットを続けるか、2ヶ月続けるか。
この時点では糖質への依存性が完全に抜けていないので、糖質制限ダイエットを無制限にずっと続けるという目標はやめましょう。
ときどき襲ってくる炭水化物への欲求、甘いものへの欲求に負けてしまいます。
期限を設定して、あとこれくらい我慢したらそこからはもう我慢しないんだ。
これくらいの気持ちで続けましょう。
ずっと食べられないと思うと、誘惑に負けてしまうでしょう。
期限を決めてやめてしまうと、リバンウンドするかも?
その恐れを今考えるよりも、食生活の改善と糖質への依存性からの脱却を目指しましょう。
成功体験はとても大事です。
この1ヶ月を過ぎた頃から、体脂肪に変化が出てきます。
ごく僅かですが、体脂肪が減り始めます。
体も少し軽くなった感じです。
運動や動くことが億劫ではなくなっていきます。
糖質制限ダイエットが成功してから、着てみたい服を買いに行こう。
もう少し続けられそうな自分がいました。