前回では四国の他三県の県庁所在地について書きました。
今回は高知県の高知市について、書いてみましょう。
高知は他の三県に比べて、まず気候が違います。温暖多雨な亜熱帯的な気候の傾向があります。そのせいか、高知の人柄は人懐っこくて明るいです。
県庁所在地である高知市って、どんなところでしょう。
四国の地形
四国の中央には四国山脈があります。
標高が高いので高知から瀬戸内地方へ行くには、海岸線を通る以外はこの四国山脈を超えなければなりません。
徳島県三好市は四国の中心にあることから四国の中継地点になっており、三好市にあるJR阿波池田駅は各方面への乗り換えのターミナル駅になっています。
四国には一級河川が8水系あって、吉野川、四万十川などが有名です。
個人的には吉野川と仁淀川がお気に入り。
河川には一級河川と二級河川があって、狭い広いで分けているのではなく管理者の違いです。
一級河川は国が指定・管理しており、二級河川は都道府県が管理しています。
高知市を流れる鏡川は二級河川です。
高知はどんなところでしょう?
このような地形の四国ですが、本州側からは四国山脈を超えてようやく高知県にたどり着きます。
昔は陸の孤島状態でした。今は高速道路が整備され、本州四国連絡橋ができ、高速バスが走り、JRも本州と接続して、物流も人の移動も活発になりました。
気候は亜熱帯に近く、人はおおらかです。宴会好きと言われることもありますが、見知らぬ人が参加してもどんどん声を掛けてくれます。
エリアは、高知市を中心とする県中部、県東部、県西部。
県東部の中心は安芸市、県西部の中心は四万十市(旧中村市)。
高知竜馬空港は高知市の東側にある南国市に位置します
高知駅の北側にイオン、高知駅を南に下るとはりまや橋があり、その周辺に商店街が広がっています。
曜日によって街路市があり、高知城ちかくの追手筋には毎日曜日には日曜市が行われ名所となっています。
日曜市では色んな野菜や物産を買って、芋天を買って歩き食べしている人も見かけます。
高知城も追手筋の近くにあり、天守に登れば高知市内が一望できます。
高知市に住むなら
高知市内は、JR四国(土讃線は汽車)と路面電車(とさでんは電車)が走っていて、あとはバスで移動か車で移動になります。
高速道路はその北側に走っています。
土讃線は便数が少ないけれど夜遅くまで走っています。
とさでん(路面電車)は便数が多いけれど、夜は早くに最終になります。
土讃線やとさでん(路面電車)の両方乗れるエリアに住むと便利かもしれません。
はっきりした目的や希望地がない場合、移住するなら市街地エリアに住むほうが楽だと思います。
買い物や移動に便利な地域としては例えば、万々(まま)、知寄町、少し離れて高須、朝倉などがあります。
ただ防災のことを考えると、高知県の防災マップに浸水や液状化予想地域が載っているので参考にしたほうが良いでしょう。
高知市の北に位置する嶺北エリア(土佐町、本山町、大豊町、大川村)には四国外からの移住者が多いと聞きます。
山奥なのですが、ネットワークがあって支援体制があるようです。
高知市は中心に街が整備されてほとんどのものが揃っているので、
仕事や学校も中心部であれば自転車だけでも暮らすことはできます。
しかし車があったほうが他の地域にも出かけられるし、重いものでも積めるので結局車に頼る生活になります。
私は最初自転車で暮らせる範囲に住んで、車に乗るようになってから郊外に住むようになりました。
子供がいる場合は夜間救急に行く場合もあるので、車はあったほうが良いでしょう。