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75. コレステロール値を下げるには糖質制限のあと脂質制限

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食事療法、こんなの全部はできない!

脂質異常症(高脂血症ともいう)の基本的な治療は、まず食事療法です。

食生活を改善して、適正な体重を目指しましょう。
炭水化物を摂りすぎない。
脂質を摂りすぎない。
アルコールを控えましょう。
甘いものを控えましょう。
不飽和脂肪酸を摂りましょう。
食物繊維を摂りましょう。
運動をしましょう。

生活指導の項目は、こんなにあります。
指導内容は正論なのですが、指導されても・・・。
「こんなのできなーい!」
「多すぎて、できなーい!」

全部なんてできない。
もともとできていたら、血液検査に引っかかっていません。

脂質異常症は自覚症状が少なく、痛みもなく苦しくもありません。
また、世の中には魅惑的な食べ物が溢れています。
「こんなの全部、できなーい!」

軟弱者にはこの指導項目を、一度に全部できません。
項目の一つだけでも実践するのが大変です。
全部やろうとすると、間違いなく挫折します。

家庭の医学書や解説本の類には、生活指導や薬について書いてあります。
しかし、挫折のための対策は書いていません。
では、どうやっていけばよいのでしょうか。

答えは、ひとつずつクリアしていくこと。
ゲームではあるステージをクリアして、次のステージに進みます。
生活改善も同じようにするのです。
では、何から始めればよいでしょうか。

自分が選んだ生活改善の方法をこれから紹介してみます。
誰でも合う方法ではないかもしれません。
しかし、ひとつの参考になればと思います。
主治医と相談しながら、参考にしてみてください。

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まずは糖質制限で脂肪のスーツを脱ぎ捨てろ

最初に行うべきものは、まず体についた脂肪を減らすことから始めます。
つまりダイエットです。
太った体というのは、脂肪のスーツを着ているようなものです。
この脂肪のスーツを脱ぎ捨てる、もしくは脂肪スーツを薄くして夏服バージョンにすることが重要です。

体脂肪量を減らすと、インスリンが効きやすくなるのです。
肥満になると、インスリンが効きにくい状態になる(インスリン抵抗性)になるからです。
痩せることで、このインスリン抵抗性を改善することができ、インスリンの感受性が向上します。

インスリンと脂質異常症の関係は、文献を読むと以下のようでした。
インスリンが効きにくくなると、インスリンの効きが悪いため多量にインスリンが分泌されます。
インスリン抵抗性は糖代謝も脂質代謝も悪化させます。
その結果、糖尿病はもとより高血圧や脂質異常症の発病につながります。
痩せることで、生活習慣病全てに良い影響を与えるということです。

痩せたほうが良いけれど、どうやって痩せればよいのか。
運動は三日坊主。
嗜好品はやめられない。

一番痩せやすいダイエットは、やはり糖質制限です。
運動しなくても痩せられます。
早く効果が出てくるので、続けようとするモチベーションが保てます。

ずっと糖質制限を続けなければいけないのか。
脂肪スーツを脱ぎ捨てるまで、です。
もしくは夏バージョンの脂肪スーツに取り替えられるまで。

人によって脂肪スーツの厚みが違うので、糖質制限の期間はそれぞれ異なります。
ファーストステージの課題は、糖質制限にチャレンジして、脂肪スーツを脱ぎ捨てることなのです。
無事クリアできたとき、糖質制限をある程度緩めることができます。

次のステージは何でしょうか。

脂質制限して脂質異常を改善する

セカンドステージに入る人は、少し痩せて体脂肪が落ちた人です。
セカンドステージは、脂質を減らすことが課題です。

脂質制限をする代わりに、糖質制限を緩めてあげましょう。
脂質制限と糖質制限を一緒に行うと、食べる種類が減ってしまいます。

脂質異常症の生活指導項目には、糖質制限と脂質制限が一緒に入っているのですが、こんなの両方一度にできません。
おまけに嗜好品の制限まで入っています。
だから、「こんなの全部、できなーい!」
という状態になってしまうのです。

脂質も糖質も一度に節制できる強靭な心の持ち主ならば、生活指導項目を全部実践できるでしょう。
しかし、離脱症状に苦しむ人は、全部を一度にやろうとすると挫折しかありません。

そのため最初のステージでは、まず糖質制限で内臓脂肪を落としましょう。
そのかわり、糖質制限中は脂質制限しなくて、糖質量が少なければ好きなものを食べてください。
おかずは何を食べても構いません。そのかわり野菜はたくさん摂りましょう。

しかしセカンドステージでは、今度は糖質の代わりに脂質を制限します。

例えば、糖質制限では、ナッツ類は糖質が少ないので食べようとよく言われます。
しかし、脂質制限では、ナッツ類は脂質が多いので食べるのを避けなければなりません。

お米やイモ類は糖質制限では、糖質量が多いので制限されました。
しかし、脂質制限では、お米やイモ類は脂質が少ないので食べることができます。

糖質制限では、甘いものを食べることはできません。
脂質制限では、脂質が少ないものであれば甘いものを食べることができます。

コレステロール値を下げるためには脂質の摂取量を減らすことが必要なので、セカンドステージでは脂質制限を行います。
糖質制限の食事と脂質制限の食事は以下のように異なってきます。

糖質制限では、お米やイモ類・パン類麺類の食べる回数や食べる量減らします。
お米の食べる量を減らしたくない場合、こんにゃく米やしらたきを混ぜて量をかさ増しします。
おかずは糖質量が過多でなければ何を食べても構いません。
野菜もたっぷり食べます。食べないと便秘しますから注意しましょう。
炭水化物を摂らない分、お腹が空きやすくなります。
炭水化物の代わりに、おかずや野菜などを食べることになりますから、少し食費がかかるようになります。
空腹感を避けるために、厚揚げをよく食べました。
糖質量が少なくて、満足感が多い食材でした。

脂質制限では、お米やイモ類が食べられるようになります。
そのため、お腹が空かなくなります。
脂質制限が糖質制限より続けやすいのは、脂質制限では空腹感がないからです。

脂質制限では、甘いものも少し食べられるようになります。
とくに和菓子は脂質が少ないので、推薦できるお菓子です。
野菜も引き続き食べましょう。

しかし、食べられないものが出てきます。
揚げ物類、脂身などです。
糖質制限では唐揚げを食べることができましたが、脂質制限では食べられません。
肉類の脂身も、鶏肉の皮も除いて調理します。
できるだけ脂身の少ない部位を使いましょう。
厚揚げは揚げ物なので、脂質制限では使いません。

そのかわり脂質制限では、食費は上がりません。
むしろ安くなることがあります。
鶏もも肉より、鶏胸肉のほうが日本では安いのです。
ロース肉より赤身肉の方が安いです。
バラ肉は避けますが、赤身の多い細切れは食べられます。
低脂肪乳や低脂肪ヨーグルトも食べられます。
炭水化物やイモ類が食べられるので、糖質制限よりも食材費が減ります。

糖質制限のときは、低糖質の食品を探すと値段の高いものが目に付きますが、
脂質制限では、脂質の少ないものを探すと値段の安いものが目に付きます。

揚げ物が食べたいときが出てくるでしょうが、揚げずに焼いて食べるものにしましょう。
どうしても脂質が摂りたいときは、糖質を摂らないようにします。
糖質と脂質を一度に摂らない。

脂質をどんどん摂って、薬でコレステロールをコントロールする生活を続けるの?

食事制限が面倒で、薬でいいじゃないかと思う人もいるでしょう。
薬を使うことで、肝臓でコレステロールや中性脂肪を合成することを阻害したり、排泄したり消費させたり、吸収を阻害させたりします。

わざと薬で押させた状態で、過剰にコレステロールを摂っている生活を続けるのでしょうか。
薬物療法は必要な治療法でもありますが、副作用もある治療法です。
薬を調べれば調べるほど、まず先に、辛くても食事改善しようと思えました。

根本的な解決は、やはり食生活の改善が基本です。

薬の前に食事改善にチャレンジしよう

食事は単なる空腹や快楽のためだけに摂るのではありません。
体の中で合成できる栄養素もありますが、体の中で合成できない栄養素を摂らなければなりません。

検査や病気は、自分の体を維持していく必要性に気づかせてくれます。
過食に気付かされます。

脂質異常症でよく出される薬を先使うより、まずビタミンの一種であるナイアシンを使おうと考えていました。
ナイアシンは、コレステロールを抑制する作用が言われているからです。
おまけにナイアシンは依存症にも効果があるという文献があります。
多量摂取は副作用がありますから注意です。

実は、ナイアシンはいろんな食品にも含まれています。
まぐろ、かつお、鶏胸肉、いわし、さばなど。
水煮のツナ缶も、使い勝手がよくナイアシンが摂れます。
ビール酵母にも若干含まれています。
こういったものを使いながら、まず食生活を見直しましょう。