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31. 高知では海鮮物の産地表示が細かい

高知 刺し身 kochi sasimi 鯖

魚屋や道の駅、農協、スーパーには、高知産や四国産の魚介類はその日のものが並びます。

その切り口のきれいなこと。

鮮度は抜群です。

高知では、その産地表示には特徴があります。

細かいのです。

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高知では魚介類の産地表示は地域名

小売店に行けば、食品を見ると産地表示があります。

〇〇県の野菜、肉、など産地が書いてあってどこで取れたかが書いてあります。

時々、アメリカ産、オーストラリア産、セネガル産、国産、といった表示も見られます。

高知では、魚介類は県名でだけではなく、高知県内で取れた魚介類はもっと細かい産地が書かれています。

県内のどこの場所で取れたか記載されているのです。

例えば、宇佐産、みませ産、宿毛産、須崎産など。

高知産ではなく、高知のそれぞれの地名が書いてあります。

高知産が一般的な表示方法ですが、魚介類については高知の地名の記載があります。

これは、高知に来て買い物をした時にすぐに気が付きました。感動ものでした。

取れた場所まで表示してこだわる。

高知は山の県でもありますが、海の県でもあるのです。

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カツオ・どろめ・のれそれ・清水サバ

隣の県から来た魚介類でも十分鮮度は良いです。

しかし、高知県内で捕れたものがその日に入荷すると、それ以上に鮮度が違います。

高知ではカツオはたたきでも食べますが、実はカツオの刺し身も美味しい。

上りカツオはあっさりした刺し身、下りカツオは脂が乗った刺し身。

釜揚げシラスも鮮度が違います。

高知で釜揚げシラスを食べると、時間が経ったシラスはもう食べられません。

生シラスのことを、高知では「どろめ(ドロメ)」と言います。

どろめは産地でなければ食べられません。

鮮度の良いどろめは、角がピンとたった状態で売られています。

口に入れると、まったりとした食感が広がります。

どろめによく似たものに、「のれそれ」があります。

のれそれは、アナゴ類の稚魚のことです。

形は平たく細長い。透明感のある小さな魚です。

ツルッとした食感で、病みつきになります。

高知に来た頃はこののれそれにハマりまくりました。

最近はのれそれもどろめも漁獲量が減ってきました。

それでも時期になれば店頭に出るので、見かけたら即買いです。

清水サバは、刺し身でも売られています。

高知に来てから、初めて鯖の刺し身を食べました。

新子の刺し身は産地でしか食べられない

新子は宗太鰹(ソウダカツオ)のことで、メジカのことです。

新子は鮮度落ちが激しく、釣ったその日に食べろと言われています。

しかし釣ったその日の前半に食べた方が良く、連れた日の終わりにはもう刺し身では色が変わってくる位鮮度落ちが激しい魚です。

新子が痛む前に食べなければならないので、新子の刺し身を食べられる地域は限られています。

高知ではその新子が売られています。

店頭で見かけたときは、できるだけ早い時間に買って早く食べなければその美味しさは半減します。

須崎では毎年その祭りが行われています。

味は蛋白であっさりしていて、少しもっちりした食感です。

新子の刺し身には、ぶしゅかんという柑橘を絞ってかけて食べます。ぶしゅかんはすこし青い香りがします。

新子が食べられる期間が短くて、夏の終わり頃の1ヶ月くらいです。

魚介類は鮮度が命ですが、新子は鮮度を追いかけて見つけた時に食べなければ、手に入らない刺し身です。