海外にも温泉はありますが、日本の温泉文化は独特です。
日本人には、侘び寂び(わびさび:質素で静かなもの)の美意識があり、禊(みそぎ)の精神があります。水を浴びて、体だけでなく心の中もきれいにする。
そして温泉には、病や体調を治癒する湯治、美肌になるという美容効果があります。
四国の隣の九州は温泉大国ですが、四国にも温泉はあります。
愛媛の温泉が有名ですが、実は高知に住んでいて身近に温泉があることを知りました。
日帰り温泉に通える生活は幸せです。
温泉でひといき
温泉は「火山性の温泉」と「非火山性の温泉」に分けられるそうですが、火山のない四国にもあちこちに温泉があります。
四国に来る以前は、温泉といえば旅行でしか行ったことがありませんでした。信州での温泉は良かったな~とか、温泉=旅行での思い出という感じでした。
高知に住んでからは、日常生活に温泉が身近になりました。伴侶が温泉好きだからかもしれませんが、安くて日帰りでも行ける温泉があります。
自然の風景が見える中で温泉に使っていると、静かな幸せをもらった気になります。山の風景だったり、川の音を聞いたり、太平洋が見えたり。
以前は「温泉は旅行で行くところ」だったのが、高知に来てからは「日帰りでちょっと温泉」に行く生活になりました。
温泉といえば愛媛、道後が定番ですが、他にもこぢんまりとした良い温泉があります。四国を旅行するときはまず四国霊場、そして食べ物と一緒に温泉を探して巡っています。
余暇の過ごし方
若いうちは東京や大阪の圧勝・・・かもしれません。消費型の娯楽がたくさんあって、夜中まで店は開いている。
レジャー施設に行って、街中で夜中まで遊んで・・・。時代の流れと一緒に遊んで仕事して。
消費型の生活が続けば楽しい。
しかし結婚して家庭を持って子供ができて、体力がなくなって、貯金と教育に資金が流れて、夜中に出かける機会すら作れない。
過ごしているうちに、消費型から自分で楽しみを作る余暇の過ごし方に変わっていきました。
最初は釣り、四国霊場巡り、やがて簡単なDIY、みょうがや枝豆を収穫。
汗をかいて温泉でひといき。窓からの風景。最高!