よさこいは、昔は高知だけで踊っていて、正調踊りが基本でした。
いつしか様々な形式のチームが増え、やがて県外によさこいが広まりました。
よさこいの醍醐味は、参加型の祭りであることです。
氏子さんだけが行う祭りではなく、よさこいを踊る踊り子、地方車を引くスタッフ、地方車の上で先導し演奏するスタッフ、全てが参加して作っていくお祭りです。
もちろん県外の人も、チームに申し込んで練習に参加できれば出場することはできます。
よさこいは参加できるお祭り
お祭りというのは氏子さんなどしか参加できない、一般の人は観るだけ・・・以前はそんなイメージがありました。
高知に来てよさこい踊りを観て、誰でも参加というより、「参加者が祭りを作る」という形に驚きました。
よさこい祭りは、参加者が作るお祭りなのです。参加したい人がチームを作って踊る。誰でも参加者になれる。
よさこい踊りは年々華やかになり、他県にもよさこいが伝わりました。
「よさこい(yosakoi)」ってどういう意味なのでしょう。
初めて「よさこい」と聞いたときは、「よっしゃ、来い」の意味かな~と勝手に思ったのですが、いまだに由来を知りません。
よさこいを踊ろう
よさこい踊りの基本は鳴子を持って踊ること、よさこい節を曲の何処かにいれること、などです。
衣装も振り付けも音楽も自由です。
あと先導する車を地方車と言いますが、これも自由に飾り付けます。
ですから参加チームごとに全く踊りが違います。そのため、観ていても飽きません。
それぞれ違うものを観ているからです。
以前は和風の正調踊りが基本でしたが、今ではあらゆるジャンルの音楽や振り付けが流れています。
よさこい祭りの踊り子はあちこちで募集しています。有名チームは上手な人ばかりです。
海外まで衣装の生地を買い付けに行くチームもいると聞きます。
今年はどんな衣装でどんな踊りをするのが楽しみです。同じチームでも毎年違う踊りを観ることができます。
一番好きな衣装は前後ろで違う色を用いて、そのコントラストを踊りでうまく表現しているチームです。
ぱっと華やかな色変わりを、踊りの向きを変えて演出しています。