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16. 高知に移住したら~移住について考える

高知に移住したときは、最初は地名もわからず、方言も違う。

特に不便さを感じたものは、地名がわからないことでした。

土地勘がないため、どこに何があるかわからない。

バスに乗っても自分がどの方向に向かっているのかさえわかりません。

知らない土地に行ったときは、「とにかく外へ出てみましょう」。

やがて、その土地のことを知ります。

地名を聞くと、あ~そこのことね、と頭に地図が浮かぶようになります。

そのとき、自分が馴染んでいることに気が付きます。

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移住について

 

移住(引っ越し)をしなければならない場合、その理由は何でしょうか。

進学でしょうか。仕事(転勤)でしょうか。結婚でしょうか。

喜んで移住する場合もあれば、移住したくない場合もあります。

移住したくない場合でも、仕事や結婚を解消しない限り移住先に行くしかありません。

自分は、生まれ育った街から離れるつもりはありませんでした。とても便利でしたし。

しかし、離れてみて自分の故郷を客観視できたと思えます。

すでに一度故郷を離れたので、一度自分の根(つながりや生活)は切り離されています。

その分どこにでも動きやすくなりました。

都市部なのに「しがらみ」はありました。

田舎のほうが人間関係は面倒だ~という人もいますが、都市部でも世代をまたいでずっと同じ場所に住んでいると近所の世間体ができてしまいます。

まだ学生だった頃近所の違う道をどんどん歩いて行っただけでも、近所の店の人から「~~さんところの~~さんは~~を歩いていた」と親に話が入っていました。

どこ歩いてもいいじゃないか・・・。

都市部での不干渉はあるけれど、近所からは見られているんです。

ほら、事件があった場合ニュースとかでの顔隠した近所の人による話とかありますよね。こんな感じの人でした~とか、こんな生活みたいでした~とか。

子供心に世間様の目の怖さを感じました。

おまけにその世間体は自分が築いた世間体ではない。

引っ越し人生を始めたとき、切りたくなかったつながりもあるけれど、重かったつながりもなくなりました。

地の人が少ない場所を選ぶとわりと自由に暮らすことができています。

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移住をしなければならないとき

 

一時の移住であればその時だけと割り切って考えることもできますが、移住先に定住しなければならない場合もあります。

定住先が希望地で満足する場合は良いですが、定住先に不満を持つ場合もあります。

移住先を自由に選べる場合ならまだしも、移住先に関して決定権がないこともあります。

そのとき人はどうするのか。

人生で何かを選んだら何かを捨てなければならない場合があるのです。

正解はありません。

なぜなら、その人の価値観と生き方によるからです。

年齢によっても考え方は変わっていくでしょう。

 

移住をしたいというとき

 

移住をしなければならない場合とは違って、自分の意志で移住を考えている場合もあるでしょう。

明確な目的や希望移住先が決まっている場合は、悩むこともないかもしれません。移住先で叶えられる目的もあるでしょう。計画をよく吟味して進めていくことになります。

しかし、漠然と移住を考えている場合は、一度立ち止まって考えてください。

住み慣れた場所に満足しているならば、そのまま居たほうが良いのではないか。

住み慣れているけれど何か不満がある場合や何かを求めている場合は、今何が不満で何が足りないのか。

自分はどういう人間でどういう価値観を持っているか。どんな適性をもっているのか。

移住することで変化は生まれます。

しかし、移住することだけで自分の抱えている問題を解決してくれるものではありません。

移住で自分が変わる場合もある

 

自分はどういう価値観を持った人間なのかを考えると書きましたが、移住して価値観が変わる場合もあります。

経験が人を変えるからです。

移住することだけで自分の抱えている問題を解決してくれるものではないと先に書きましたが、自分が変わることによって問題が解決していく場合もあります。

それは単に移住するだけではなく、変化した部分があるからです。

経験をするためにも移住先で外へ出かけていきましょう。

地名を覚えること、買い物をする場所、病院を探す、美容室や理容室を探す、歯医者を探す。

これらは馴染むための大事なポイントになると思っています。

また、移住する前に一時ステイしてみることを勧められる場合もありますね。

しばらく泊まって過ごす、これはある意味有効だと思います。

行ってみて予想とは違った。

行ってみて新しい情報を得た。

自分に合うと思った。自分に合わないと思った。

こういった情報を得ることができるからです。

しかし、限界があります。今の価値観のままでその場所に一時ステイするだけだからです。

一時ステイでは情報は得られるけれど価値観は変わりません。

実際に知らない場所にずっと住み始めると、今までの価値観と新しい体験が対峙することも出てきます。

よく言われるものとしては、都市から地方に移住する場合に感じるギャップがあります。

また都市から都市への移住の場合、例えば東京から大阪へ移住、福岡から東京に移住してもギャップが生じる場合があるでしょう。

地方から東京や都市へ移住する場合もその利便性やあらゆる機会の多さに満足する人もいれば、ギャップがあって適応できない人もいます。

時には、既存の価値観と新しい体験の対峙が不満を生む場合があります。

しかし、そういった葛藤の後に何かが変わっていくこともあります。

また、変わらない場合もあります。

それぞれの人によって、土地柄によって、馴染みやすい場所があるかもしれません