早春からは土佐文旦の季節が始まる。
和名はザボン。文旦の9割は高知産です。
土佐文旦の季節が始まる
2月になると、高知では土佐文旦が出回り始める。
柑橘マニアにとっては、土佐文旦は最高の味。
さっぱりとした甘みと酸味のバランス。
食べ始めるといくらでも食べられる。
そして一番の良さは、プリプリ感。
他の柑橘類にはジューシさはあるが、土佐文旦のようなプリプリ感は味わえない。
柑橘類は、房を開いたときにつぶつぶの果肉部分が出てきます。
このつぶつぶの果肉を砂じょうと言います。
土佐文旦はこの砂じょう一つ一つがぷりぷりしているのです。
そのため、房を開いて果肉を口に入れると、砂じょうがプチプチと口の中で弾けていきます。
それがプリプリ食感を生みます。
土佐文旦では、なんとこの砂じょうを一つずつ外すこともできます。
粒が大きいので、1つずつバラバラにできるのです。
剥きながら外れて落ちた砂じょうは、剥きながら食べてしまいます。
種もありますが、砂じょうがおおきいので、簡単に種を外すことができます。
厚い外皮さえ剥けば、あとは簡単に剥いていけます。
甘い柑橘類は他にもあります。
ジューシーな柑橘類は他にもあります。
しかし、このプリプリ食感の柑橘類は土佐文旦でしか味わえません。
高知に来て土佐文旦を初めて食べたときから、このプリプリ感にハマりました。
また土佐文旦は甘すぎず、酸っぱすぎず、そのままだけではなく、サラダにも合います。
ドレッシングにもマヨネーズにも合います。
ぷりぷりしているので、少しばらして混ぜることもできます。
これから土佐(高知)は文旦の季節です。
どこでも山盛り土佐文旦が売り出されます。