村の駅ひだかは、国道33号線沿いにある農産物の直販施設です。
JR四国土讃線の岡花駅より東に位置します。
村の駅ひだかとオムライス街道
村の駅ひだかに行ってきました。
遅めのランチと農産物が目当てです。
日高村といえば、シュガートマトが有名です。
そのシュガートマトで作ったオムライスで村おこしを行っており、日高村には美味しいオムライスの店が並んでおり、「オムライス街道」と言われています。
買い物客は90万人を突破しました。
村の駅ひだか内にも、オムライスの店が2つあり(食堂とイントーンコーナー)、そのうちの一つがムラカフェひだかです。
週末や休日はいつも満員です。
ランチタイムを少しずらして行ったほうがあまり待たなくて済むので、今日は遅めのランチです。
モーニングセットも終日食べられます。
ここのオムライスはあっさりしているのにコクがあって美味しいです。
順番待ちをしても食べたい。
順番待ちをしている間に、季節の農産物をゲットしました。
新高梨です!
新高梨は大きな玉では子供の頭の大きさ位あります。
果汁はジューシーで美味しいのですが、お値段は高めです。
しかしここ村の駅ひだかで買った新高梨は、なんと3つで500円。
安い~!お得~!大きい~!
形は少しいびつですが、味は美味しいです。
おそらく集荷のときに出るハネ物を持ってきているので、こんなに安くて美味しくて大きいものが買えるのでしょう。
週末の村の駅ひだかは来店客が多くて、農産物はあっという間に売れていきます。
新高梨もしばらくすると、売れてなくなっていました。
うろうろしていると、トマトがでてきました。
スーパーでは、夏が過ぎてトマトが品薄で高くなっています。
これは嬉しい。
これで200円でした。
さすがシュガートマトの産地です。
トマトもどんどん売れていきます。
ご飯も食べたし、買い物もできたし、さぁ帰ろうとしていると、パンフレットを配っている人に声をかけられました。
「もうじきトロッコ列車が通ります。観ていきませんか?コスモス畑もあります!」
コスモスといえば越知町のコスモスまつりが有名ですが、日高村にコスモス畑?
え~と、トロッコ列車?どこかで聞いたような・・・。
言われたとおり、村の駅ひだかの裏にある踏切を超えて見ると・・・。
一面のコスモス畑が。
村の駅ひだかの建物に隠れてしまって、国道33号線から見えないので気が付きませんでした。
越知町まで行かなくても、ここにもコスモス畑が。
国道33号線沿いに、コスモス畑の旗でも出しておけばいいのに。
コスモス畑は踏み荒れていなくてすごくきれいです。
村の駅ひだかでは、コスモスまつりなどのイベントもやっているそうです。
村の駅ひだかのサイトに詳細が載っています。
株式会社 村の駅ひだか
トロッコ列車のパンフレットを配っていた人は、株式会社村の駅ひだかの職員さんでした。
村の駅ひだかの駐車場にある建物はこれだったのか!
(今までJR関係の駅舎だと思っていました。)
調べてみるとどうやら、村が出資した第3セクターです。
トロッコ列車の通過に備えて、線路沿いに旗を持ってきました。
高知県では~街道という呼ばれるものがいくつかありますが、日高村のオムライス街道は来客数も多く、うまく運営できているな~と思っていました。
村から委託運営されたこういう部署があったからなのですね。
もうじきトロッコ列車が通る時間のようです。
線路沿いに旗を持って立っています。
おそらく、列車に乗っている人に向けて手を振ったり、列車に乗っている人が手を振り返したりするのかな。
トロッコ列車「志国高知幕末維新号」
村の駅ひだかに置いてあったパンフレットを見ると、トロッコ列車「志国高知幕末維新号」はこの秋で最後のようです。
最後なら観ていこうか。
トロッコ列車「志国高知幕末維新号」は2017年秋から春と秋に運行しており、高知~窪川間を走っています。
地元食材を使ったお弁当が出ます。
トロッコ列車「志国高知幕末維新号」がなぜ終了になるというと、2020年春から新しい観光列車が運行されるからです。
新しい観光列車の名前は「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」です。
そういえばこの間、新しい観光列車ができると広告していました。
トロッコ列車も見る機会もこれが最後かも、と通過時間までコスモス畑で待機することに。
向こうからトロッコ列車がやってきました。
すごく速度を落としています。
速度が遅いので、写真が撮りやすい。
乗客の人は普通の車両にいなくて、ほとんどテラス席にいます。
テラス席から、乗客の方達が手を振っていました。
(人の顔が写っているのでアップできませんが)
線路沿いのコスモス畑からこちらも手を振り返します。
ゆっくりとトロッコ列車が通過していきました。
秋の晴れた日、単線の線路を走るトロッコ列車。
テラス席は気持ちよさそうでした。