糖質制限ダイエットの実践記

 

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糖質制限ダイエットの経過は

 

糖質制限ダイエットを始めて、体重と体脂肪がどうなったかというと、

最初の1週間で体重は1kg減、体脂肪は多少の上下はあるけれと変化なし。
次の2週間では体重は変わらず(停滞期)、体脂肪は1%減。
3週間目では体重は0.5kg減、体脂肪は1%減。
4週間目では体重1kg減、体脂肪は1.5%減でした。
最初の1ヶ月で体重は合計2.5kg減り、体脂肪は3.5%減りました。

次の2ヶ月目ですが、
2ヶ月目の1週間目では体重は変わらず停滞期、体脂肪は2%減りました。このとき体脂肪は27%になりました。
2ヶ月目の2週間目では体重は1kg減、体脂肪は1%減でした。
2ヶ月目の3週間目では体重は1kg減、体脂肪はほとんど変わらず。
2ヶ月目の3週間目では体重は1kg減、体脂肪は1%減で体脂肪は25%になりました。
2ヶ月目では、体重は合計3kg減り、体脂肪は4%減りました。

次の3ヶ月目です。
3ヶ月目で体脂肪計を新しく買い替えたので、体脂肪の数値は変わってしまいました。
3ヶ月目の1週間目では体重は2kg減、体脂肪は以前の体脂肪計で計った数値より2%多い27%のまま変化なく推移。
3ヶ月目の2週間目では体重は1kg減、体脂肪は1%減。
3ヶ月目の3週間目では体重は1kg減、体脂肪は1%増えました。
3ヶ月目の4週間目では体重は変わらず、体脂肪は1%減りました。
2ヶ月目では、体重は合計4kg減りました。
体脂肪は体脂肪計を変えたため、2ヶ月目と比較できませんが1%減っています。

結局3ヶ月で約9.5キロ痩せることができました。
体脂肪は26%になりました。

糖質制限ダイエットの期間を3ヶ月と最初から決めていたので、3ヶ月で糖質制限は終えています。
その後余分な脂を減らす方法に切り替えました。

 

糖質制限ダイエットを振り返る

 

お菓子は減糖方式を行っていたので、糖質オフのグラノーラや低糖質のお菓子を食べていました。
糖質の少ないお菓子を手作りして食べていたりしたので、結局低糖質のお菓子は毎日摂っていました。
高カカオチョコレートを食べたい時に少し食べていました。

パンも低糖質のパン類を買ってきて食べていました。
ご飯はしらたき米やこんにゃく米を炊いて糖質を減らし、夕食だけはご飯を抜いていました。

ソースやドレッシングも低糖質な物に変えていましたが、タレ類は以前とそのまま同じものを使っていました。

パンやお菓子を低糖質のものにして食べていましたが、もし完全にやめていたらもっと体重は減っていたかもしれません。
しかしパンやお菓子を完全にやめてしまっていたら離脱症状が酷かったので、おそらく糖質制限に挫折していたでしょう。

このくらいの糖質制限ダイエットでも3ヶ月で9kg以上痩せることができました。
体脂肪も減りましたが、3ヶ月目には空腹感が辛くてかなりおかずを食べていたので、その時期あまり体脂肪は減りませんでした。
(その後余分な脂分をへらす食生活に変えたので、体脂肪は減っています。)

 

糖質制限ダイエットは辛さがある

 

痩せるために糖質制限ダイエットをする。
真面目に行えば効果はあるでしょう。
特にパンやお米や麺類とお菓子類を過剰摂取してきた人にとっては、ダイエット効果は高いと思います。
他のダイエット方法よりも早く効果が出てきます。

しかし実践してみて、糖質制限ダエイットはかなり苦しい方法だと思いました。
何が辛いかというと、まず空腹感です。
炭水化物を減らすとお腹が空きます。
おかずを余分に食べても次の食事時間までお腹が持ちません。

間食にお菓子は原則食べられません。おにぎりも食べられません。パンも食べられません。
チーズやナッツを少し食べても、お腹は膨れません。
味噌汁を飲んでも空腹を刺激するだけでした。
豆腐やこんにゃくなどはお腹を膨れさせますが、毎回だと飽きてきます。

糖質芸現ダイエットでもう一つの辛かったことは、甘いものやパンが欲しくなることでした。
甘いものは糖質が高いのです。
ケーキやクッキー、菓子パン、チョコレート、アイスクリーム、和菓子も糖質が高いです。

砂糖依存の離脱症状が苦しくて、甘いものが食べたくて、その渇望感で挫折しそうでした。
低糖質のお菓子を探して食べるという減糖を行うことで、なんとか乗り切れました。
砂糖依存の離脱症状が収まり始める頃、糖質制限の生活に慣れてきました。

 

糖質制限ダイエットはするべきか

 

短期間に痩せたい人は、糖質制限ダイエットをしてみても良いと思います。
特に糖質過多の食生活をしている人は糖質制限ダイエットの効果が出るでしょうし、食生活改善の機会になります。

しかし実践してみて、糖質制限は期間限定でするべきじゃないかと考えます。
不自然な食生活になるので、長く続けるべきではない感じがしました。

糖質制限で炭水化物を減らすため、空腹感が出やすくなるからです。
その空腹感を埋めるために、他に何かを食べることになります。
そのとき脂質の多いものを食べてしまうと脂質を多く取りすぎてしまう可能性があります。
最初は空腹感対策に野菜類を摂るのですが腹持ちが悪く、結局お腹にたまるような物を食べるようになっていきます。

甘みに関しても低糖質のものを探して行くことになるわけですが、これを一生続けるのはかなりの苦労です。
低糖質のものが少ない、低糖質のものを買うと高めの値段になります。

炭水化物は安価で腹持ちの良い食品が多いため、糖質制限を行うと費用が余分にかかりお腹も空きやすくなります。
一時なら続けられるでしょうけれど、一生継続するのは大変です。

それでも糖質制限ダイエットを行うメリットはあります。
まず痩せられる。
糖質制限ダイエットが流行る理由は、やはりダイエット効果が高いからでしょう。
おそらく現代の人は糖質過多の食生活をしている人が多いためかもしれません。

もう一つのメリットは、甘み依存に陥っている人にとって甘みへの感受性を一度リセットできる機会になります。
ただしリセットするためには、ある程度の期間糖質制限を維持しなければなりません。
自分の場合は、糖質制限ダイエットを終えた後も甘い飲み物を飲まなくなりました。

糖質制限ダイエットも脂質制限ダイエットも痩せられると言われています。
どちらが向いているかは人によって違うでしょう。
自分の食生活が、糖質過多なのか脂質過多なのか。
脂質代謝と糖質代謝も人によって異なるでしょう。
脂質制限ダイエットは、脂質を制限するというより、摂るべき脂質と余分な脂質を意識するようになることがメリットです。

自分の場合は糖質過多であり、脂質異常の問題があったので結局余分な脂分を減らした(良質の脂質は摂る)という経過をたどりました。

 

選んで食べよう

 

もし甘いお菓子が好きな人はお菓子を減らせたら痩せるでしょう。
スナック類が好きな人は食べるのをやめると痩せるでしょう。
お米やパンを食べ過ぎている人は減らすと痩せるでしょう。
しかし、それができません。
世の中に溢れていてどこでも買えます。

なにかに偏った食生活ではなく、どれも程々に摂る、過多になりすぎない。
しかしいつの間にか暴走して、何かを食べすぎていたりします。

炭水化物も脂も、制限するというより「選んで」食べることが大事なのです。
何を控えるか、何を食べるか、どれだけ摂るか。
ダイエットをしてみて、そのことに気が付きました。

炭水化物依存にいつの間にか陥っていたことを知りました。
脂質も考えないで摂っていました。
いつか誘惑に負ける日が来るかもしれません。
しかし食生活は必ず体に返ってくる、それを実感しました。

ダイエットの後、偏らない食べ方をすることと、どちらかというとバランスの取れた和食中心の食生活がリバウンドしにくい食事だなと感じています。

 

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